【フィギュアスケート】中部選手権3日目:松生理乃が優勝、河辺愛菜は2位…紀平梨花が全日本選手権出場へ

フィギュアスケート国内ブロック大会の1つ、中部選手権が9月25日に閉幕。女子は松生理乃(中京大中京高校)が優勝。北京2022日本代表の河辺愛菜(中京大中京高校)は2位となっている。2季ぶり復帰の紀平梨花(トヨタ自動車)は6位で、事実上、全日本選手権の出場権を獲得している。

1 執筆者 渡辺文重
MATSUIKE Rino
(Getty Images)

国内ブロック大会の1つ、9月23日に開幕した2022中部フィギュアスケート選手権大会(愛知県名古屋市・邦和みなとスポーツ&カルチャー)は25日、大会3日目(最終日)を迎えた。

女子は後半フリースケーティング(FS)を実施。前日の前半ショートプログラム(SP)で首位に立った松生理乃(中京大中京高校)がFSでも1位となる演技を披露し、192.63点で優勝を果たした。総合2位は北京2022日本代表の河辺愛菜(中京大中京高校)。3位に横井ゆは菜(邦和みなとSC/中京大)が続く。負傷のため昨季公式戦を欠場していた紀平梨花(トヨタ自動車)は154.49点で総合6位。シード選手の河辺を除く上位13名に与えられる西日本選手権出場権を獲得した。

2022 中部選手権大会(Japan Skating Federation Official Results & Data Site)

なお紀平は10月28日開幕のISU(国際スケート連盟)グランプリシリーズ第2戦スケートカナダ(ISU Grand Prix of Figure Skating Skate Canada International)に横井、樋口新葉(明治大学/ノエビア)らとともにエントリ―しているため、西日本選手権の出場は免除となり、全日本選手権の出場権を得ることになる。

結果速報:ISU Grand Prix of Figure Skating Skate Canada International

ブロック大会は中部のほか、東北・北海道(10月7日開幕)、関東(9月22日開幕)、東京(9月29日開幕)、近畿(10月7日開幕)、中四国九州(9月29日開幕)の全6大会が実施される。ブロック大会の成績上位者は、全日本選手権出場の懸かる東日本選手権もしくは西日本選手権に出場する。

東日本選手権は11月3日から群馬県前橋市で、西日本選手権は10月27日から京都府京都市で開催。全日本選手権は12月21日から大阪府門真市で行われる。

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