FIE(国際フェンシング連盟)女子サーブルワールドカップ(W杯)が3月4日から6日にかけ、ギリシャ・アテネで行われた。6日の団体戦で、日本チームが準優勝。日本女子サーブル団体のW杯メダル獲得は史上初となった。
日本はTokyo2020オリンピック出場メンバーの江村美咲(立飛ホールディングス)、田村紀佳(旭興業)、福島史帆実(セプテーニ・ホールディングス)、2021年全日本選手権で優勝した髙嶋理紗(オリエンタル酵母工業)の4選手で団体戦に臨んだ。ドイツ、ハンガリー、ポーランドを下し、決勝では世界ランキング3位のイタリアと対戦。43-45で敗れたが、女子サーブル団体W杯では初となる銀メダルに輝いた。
4日と5日には個人戦が行われ、日本からは7選手が決勝T64に進出。最終成績は福島が8位、田村が24位、髙嶋が32位、江村が33位、尾﨑世梨(法政大学)が50位、佐野佑衣(朝日大学)が53位、脇田樹魅(日本女子体育大学)が63位だった。
ハンガリー・ブタペストでは4日から6日にかけ、男女エペのグランプリ(個人戦のみ)が行われ、日本からは男子4選手、女子2選手が決勝T64に進んだ。最終成績は男子の見延和靖(NEXUS FENCING CLUB)が6位、山田優(自衛隊体育学校)が9位、古俣聖(株式会社本間組)が30位、加納虹輝(日本航空)が31位。女子では馬場晴菜(株式会社なとり)が35位、黒木夢(株式会社タマディック)が58位となっている。