北米プロ野球・メジャーリーグベースボール(MLB)は現地時間8月13日、公式戦15試合を実施した。
■大谷翔平が41号アーチ
大谷翔平所属のロサンゼルス・エンゼルスは敵地でヒューストン・アストロズと対戦。大谷は2番指名打者(DH)で先発出場した。
第1、第2打席を凡退した大谷は、1点リードの6回表2アウトランナーなしの場面で第3打席を迎える。1ボールからの2球目を振り抜くと、打球はセンターオーバーの第41号ホームラン。9試合ぶりの一発でリードを2点に広げた。
エンゼルスは直後の6回裏に1点返されたものの、そのまま逃げ切り2‐1で勝利。大谷の第4打席は四球で、この試合3打数1安打1打点1本塁打だった。
■藤浪晋太郎がプロ初セーブ
アメリカン・リーグ東地区首位のボルティモア・オリオールズは、同西地区3位のシアトル・マリナーズと対戦した。
延長に突入した試合は、10回表にオリオールズが2点を勝ち越し。その裏、セーブシチュエーションで藤浪晋太郎が6番手としてマウンドに上がった。ノーアウト2塁からスタートするタイブレークで、藤浪は先頭を空振り三振に打ち取る。その後ワイルドピッチで1アウト3塁とするが後続を断ち無失点。日米通算233試合目の登板で、プロ初セーブを挙げている。
■千賀滉大が9勝目
ニューヨーク・メッツの千賀滉大は、アトランタ・ブレーブス戦に先発登板。初回にヒットと2つのフォアボールで満塁のピンチを背負うと、マルセル・オズナに走者一掃のタイムリーチ―ベースを浴び3失点を喫する。2回以降は立ち直ると6回まで投げ切り、107球4安打3失点7奪三振。メッツは5回に一挙6得点の猛攻を見せるなど7-6で逆転勝利を収め、千賀は今季9勝目をマークしている。