大谷翔平は球場を沸かすも無安打…ナ・リーグが2012年以来の勝利|MLBオールスターゲーム2023

MLBオールスターゲーム2023が現地時間7月11日、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルのT-モバイル・パークで行われた。2番・指名打者で先発出場した大谷翔平は1四球1三振の内容だった。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Shohei Ohtani
(2023 Getty Images)

MLBオールスターゲーム2023が現地時間7月11日、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルのT-モバイル・パークで行われた。アメリカン・リーグのファン投票で最多得票の大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)は、3年連続3回目の球宴に2番・指名打者(DH)で先発出場した。

大谷が初回の第1打席を迎えると、詰めかけた観衆は「シアトルに来て」の大合唱。大きな注目を集める大谷だったが、ナショナル・リーグ先発のザック・ゲーレン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)の前に空振り三振に倒れた。

1-1で迎えた第2打席は元同僚のアレックス・カッブ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)と対戦した。フルカウントから四球を選んで出塁すると、暴投やライトフライの間に3塁へ。しかし後続が倒れ、勝ち越しのホームは踏めなかった。大谷はその後、6回の第3打席で代打を送られベンチへ。この日は快音を響かせることはできなかった。

試合は6回にア・リーグが勝ち越したものの、8回に代打で打席に立ったナ・リーグのエリアス・ディアス(コロラド・ロッキーズ)が逆転の2ランホームラン。3-2でナ・リーグが2012年以来11年ぶりの勝利を飾った。

なお、千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)は追加選出で初のオールスター出場となったが、登板機会はなかった。

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