北米プロ野球メジャーリーグベースボール(MLB)は現地時間7月8日、公式戦15試合を実施した。
■大谷翔平が本塁打と打点でリーグ単独トップ
大谷翔平所属のロサンゼルス・エンゼルスは、オールスターゲーム前最後の一戦に臨んだ。敵地ドジャー・スタジアムで、ロサンゼルス・ドジャースと対戦。大谷は1番指名打者(DH)で先発出場した。
試合は初回にドジャースが先制。ドジャースは2回に5点、4回に2点を追加し序盤で試合の大勢は決まった。それでも孤軍奮闘の大谷は、初回にセンター前ヒットで出塁。3回には得点につながらなかったものの、1アウトからライトへの三塁打でチャンスメイクする。7回の第4打席で大谷は、2アウト1塁からの2ランホームランを放つ。 相手投手マイケル・グローブが低めに投じたスライダーを捉えると、打球はセンターのフェンスを越えていった。
サイクルヒットにリーチをかけた第5打席はレフトへの犠牲フライで偉業達成はならなかったが、この日の大谷は4打数3安打3打点1本塁打。なお、エンゼルスは5‐10で敗れている。
シーズン前半戦を終え、大谷の今季打撃成績は打率.302、32本塁打、71打点。ホームラン数は両リーグトップとなっている。投手成績は17登板で7勝4敗、防御率3.32、奪三振132。