全日本卓球選手権2023┃日程・放送予定・出場選手・組み合わせ/天皇杯・皇后杯

1月23日開幕の天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会の日程や放送予定、出場選手などを紹介。パリ2024オリンピックの選考ポイントが得られる大会に、伊藤美誠や早田ひな、張本智和、戸上隼輔が出場する。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Mima Ito and Hina Hayata
(2022 Getty Images)

天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会が1月23日に開幕する。文字通り日本一を決める大会であると同時に、パリ2024オリンピックの選考ポイントが得られる重要な大会。日程、テレビ放送やライブ配信、出場選手や組み合わせを紹介する。

■関連・結果ニュース

事前情報

結果ニュース

■日程

  • 1月23日 混合ダブルス1回戦
  • 1月24日 混合ダブルス2~4回戦、男女ダブルス1~3回戦
  • 1月25日 男女シングルス1~3回戦、混合ダブルス準々決勝
  • 1月26日 男女シングルス4回戦、男女ダブルス4回戦、混合ダブルス準決勝~決勝
  • 1月27日 男女シングルス5~6回戦、男女ダブルス5回戦~準々決勝
  • 1月28日 男女シングルス準々決勝、男女ダブルス準決勝~決勝
  • 1月29日 男女シングルス準決勝~決勝

■放送予定

1月23日〜27日

  • ネット:卓球TV
  • テレビ放送:未定

1月28日

1月29日

  • 地上波:NHK総合(13:50- 女子シングルス・男子シングルス決勝)
  • BS/CS:NHK BS1(10:30- 女子シングルス・男子シングルス準決勝)
  • ネット:卓球TVスポーツナビ

■出場選手

※各種目のスーパーシードのみ

■組み合わせ

男子シングルス、女子シングルスには200人以上が出場。前回大会優勝者を含む実力者はスーパーシードとして、4回戦(ラウンド64)からの登場となる。

男子シングルスはTokyo2020オリンピック日本代表の張本智和と丹羽孝希が近い位置に組まれた。順当に勝ち上がれば6回戦でぶつかることになる。国内に専念する丹羽と、パリ2024オリンピックも目指す張本。どちらにとっても負けられない一戦で、実現すれば屈指の好勝負となりそうだ。そのほか、パリ2024オリンピック選考ポイントで現在2位の篠塚大登と、3位の吉村真晴が6回戦で対戦する可能性がある。獲得ポイントを考えると、この対戦は今後に大きく影響する試合となるかもしれない。

女子シングルスは2大エースの伊藤美誠と早田ひなが別の山となり、対戦の可能性があるのは決勝のみというドローになった。前回大会優勝の伊藤にとって、ライバルは長﨑美柚と木原美悠になりそうだ。長﨑は準々決勝で、木原は準決勝で対戦する可能性がある。早田の山はより混戦模様か。早田は6回戦で張本美和や芝田沙季、準々決勝で平野美宇らと対戦する可能性がある。準決勝で立ちはだかるのは石川佳純か佐藤瞳が有力だ。

組み合わせ(日本卓球協会)

■全日本卓球選手権について

大会名称は天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会。この期間では一般の部に加えてジュニアの部も開催される。会場は東京都渋谷区の東京体育館。

1回戦からトーナメント形式で行われ、男女シングルスの3回戦までは11ポイント5ゲームマッチ、スーパーシードの選手が登場する4回戦(ラウンド64)以降は11ポイント7ゲームマッチで争われる。そのほかの種目はすべて11ポイント5ゲームマッチで行う。

今大会はパリ2024オリンピック選考対象大会でもある。現在指定されている選考対象14大会のうち、2023年の全日本卓球選手権は6大会目。ここまでは女子シングルスで早田ひな、男子シングルスで張本智和がリードを広げ始めている。とはいえ、今大会以降は得られるポイントが増えるため、まだまだ確定にはほど遠い。

今大会で得られるポイントは最大で60。首位が入れ替わる可能性は低いが、2位以降が大きく入れ替わる可能性がある。優勝を目指すことはもちろんだが、パリ2024に向けて一つでも上のラウンドで終えることも重要になる。

順位ごとに得られるポイントは以下のとおり。

  • 1位:60
  • 2位:50
  • 3位:40
  • 4位:40
  • 5位:25
  • 6位:25
  • 7位:25
  • 8位:25
  • ベスト16:10
  • ベスト32:5

パリオリンピック選考ポイント 上位8名(日本卓球協会)

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