ノルディックスキージャンプのFIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップ女子個人第10戦が1月7日、北海道・札幌市の大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=137)で行われた。
6日に予定されていた予選が7日に変更となったため、この日は予選で1本、本戦で1本から2本のジャンプが行われた。予選は9位の勢藤優花、11位の髙梨沙羅、12位の丸山希らが通過。43位の櫻井梨子、45位の佐藤柚月は上位40名による本戦に進めなかった。一戸くる実はスーツの規定により失格となった。
本戦でも日本トップは勢藤。1本目で117.5メートル、2本目で123.5メートルを飛び、合計235.7点で9位に入った。次点は11位の髙梨で、1本目118.0メートル、2本目124.0メートル、合計231.5点だった。日本勢の順位は以下のとおり。
- 9位 勢藤優花
- 11位 髙梨沙羅
- 13位 丸山希
- 14位 伊藤有希
- 25位 宮嶋林湖
- 26位 小林諭果
- 27位 岩佐明香
- 34位 中山和
- 38位 久保田真知子
優勝はカタリナ・アルトハウス(ドイツ)で、合計263.8点。今シーズンのW杯3勝目を挙げた。2位は合計256.3点のエマ・クリネツ(スロベニア)、3位は今シーズン4勝のエヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)で合計249.7点だった。
8日は同会場で女子個人第11戦が行われる。その後も日本開催が続き、13日から15日にかけて山形県山形市のアリオンテック蔵王シャンツェでW杯を開催。蔵王大会は個人第12戦、第13戦を行うほか、団体戦も予定されている。