beijing-2022_resize

北京2022

アイスホッケー

アルペンスキー

カーリング

クロスカントリースキー

ショートトラック

スキージャンプ

スケートボード

スケルトン

スノーボード

スピードスケート

トランポリン

ノルディック複合

バイアスロン

フィギュアスケート

フリースタイルスキー

ボクシング

ボブスレー

リュージュ

ローラースケートスピード

体操競技

自転車トラックレース

自転車ロードレース

陸上競技

AUS/NZL

China (->1952, now People's Republic of China)

Korean Unification Team

アメリカ

アラブ首長国連邦

イギリス

イタリア

インド

ウガンダ

ウクライナ

ウズベキスタン

エクアドル

エストニア

オーストラリア

オーストリア

オランダ

ガーナ

カナダ

コロンビア

サウジアラビア

ジャマイカ

スイス

スウェーデン

スペイン

スロバキア

スロベニア

チェコ共和国

デンマーク

ドイツ

ドイツ民主共和国

ドイツ連邦共和国

ニュージーランド

ノルウェー

ハイチ

ハンガリー

フィンランド

ブラジル

フランス

ベラルーシ

ベルギー

ポーランド

ポルトガル

マルタ

マレーシア

メキシコ

モナコ

ラトビア

リヒテンシュタイン

ルーマニア

ロシアからのオリンピック選手

中華人民共和国

日本

米領サモア

蘭領アンティル

韓国

北京 2022 冬季オリンピック大会での羽生結弦（日本）、アイリーン・グー（中国）、ヨハンネスティングネス・ベー（ノルウェー）、アリアナ・フォンタナ（イタリア）、クロエ・キム（アメリカ）、ネイサン・チェン（アメリカ）、ゾイ・サドウスキー＝シノット（ニュージーランド）、ニルス・ファンデルプール（スウェーデン）、スー・イミン（中国）、ジョアン・クラレイ（フランス）、フランチェスコ・クラリー（フランス）、フランチェスコ・フリードリヒ（ドイツ）、エリン・ジャクソン（アメリカ）、ショーン・ホワイト（アメリカ）、イレイン・ブスト（オランダ）らによる最高の瞬間を見よう。

北京2022 | オリンピック冬季競技大会

TopMoments_2_1647341696525.png

北京2022トップモーメント & ハイライト

北京2022冬季オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプの決勝戦を終えたショーン・ホワイトが、現役から引退した。彼の人並外れたキャリアは、ここで幕を閉じた。オリンピックで3度金メダルを勝ち取った史上最高のスノーボーダーは、現役最後の大会で、表彰台から1つだけ外れた順位で競技を終えた。
しかし、張家口での決勝戦の後、Olympic.comに話したホワイトにとって、そうした結果はほとんど二の次であるようだった。
カリフォルニアのリゾート地に泊まる余裕がなかったため、両親がバンを借りて山の中でキャンプをしていたという子供時代について、彼に聞いてみた。
ホワイトの声がかすれた。
「僕は家族を愛している。家族はずっと協力してくれたんだ。とくに母がね」
「母は『（トリノ2006での）金メダル1個で十分』という感じで、でも僕は頑張った。ソチではあと少しで届かなかったけれど、韓国で金メダルを取り戻すために、ひたすら頑張ったんだ……」
ホワイトは20年ほど前に思いを馳せていた。それは、トップレベルの世界に足を踏み入れた頃の、よりシンプルにスノーボードを楽しんでいた時代だ。
「このハーフパイプを見ると、自分が始めた頃の、シャベルで掘られていた時代を思い出すよ」
「僕にインタビューをする人の多くは、一緒に競技をしていた同年代の人たちだ」
「ここまで続けてこられたことは光栄だし、このように最後のお別れを伝える機会を得て、今までありがとうございましたと言えることを嬉しく思うよ」
「本当に恵まれていると思う」
こう締め括った彼の声には、疲れと感動が入り混じっていた。

BEIJING, CHINA - FEBRUARY 11 : Shaun White of Team United States in action during the Olympic Games 2022, Men's Snowboard Halfpipe Classic on February 11, 2022 in Zhangjiakou China. (Photo by Christophe Pallot/Agence Zoom/Getty Images)

Shaun White will retire after his fourth-place finish in the men's snowboard halfpipe at Beijing 2022

ショーン・ホワイト：過去と未来、旅路に思いを馳せるスノーボード界のアイコン「ありがとう、スノーボード」

ネイサン・チェンはシングルフィギュアスケーターだが、サー・エルトン・ジョンとのオリンピック規模のデュエットはどうだろう?
北京2022冬季オリンピック大会の優勝者は、7人目のアメリカ人選手としてオリンピックの栄冠を勝ち取った翌日、お祝いモードにいた。しかし彼は、優勝したフリースケートのプログラムで演奏した、象徴的なイギリスのミュージシャンから称賛されるとは思っていなかった。
そこには「ネイサン・チェン、北京で『ロケットマン』に合わせて滑って金メダル獲得、おめでとう」と、シンプルに書かれていた。
「私は今ソーシャルメディアを使っていないので、代理人がエルトン・ジョンのツイートをメールしてくれたのですが、彼が私の存在を知っていると思うと信じられない」と、笑顔のチェンはOlympics.comとの独占インタビューで語った。「サー・エルトン・ジョン!? 本当にすごい」
彼はこう続けた。「それをトレーニングパートナーのマライア・ベルと彼女のスイートメイトに見せたら、みんなが叫んでいました。本当に特別なことでした」
チェンは、子供のころはピアノ、最近はギターを弾くなど、音楽家としての一面も併せ持っている。北京にもエレキギターを持ち込み、金メダル獲得に向けて良い気晴らしになったと言う
ところで、サー・ジョンとのジャムセッションは?
「つまり、僕は...。彼の才能についていけるかどうかわかりませんが......」と、チェンはにこやかに話した。「でも、彼に直接会うことができるなんて、最高にスペシャルなことですよ」
22歳にして3度の世界チャンピオンに輝いたチェンにとって、“特別”とは、首都体育館で行われた男子シングルスの2日間にわたって見せたパフォーマンスを意味する。
平昌2018で5位入賞という失態を演じてから4年、チェンはショートプログラムで世界記録を樹立し、最もプレッシャーのかかる最後の一人として滑ったフリースケーティングでのポールポジションを躊躇せず奪取したのである。
男子フリーが全員にとってのお目当てだったオリンピックコンサートだとすれば、チェンは“ロケットマン“によるエルトン・ジョン・メドレーを黄金のアンコールとして届け、スポーツ界の多くが彼にふさわしいと考えた栄冠を手に入れた。
最終的に彼は、自分のやり方でそれを勝ち取った。
「確かに、かなり長い旅でした。もちろん、僕のキャリアを支えてくれた多くの人たちのおかげです」と、チェンは後に北京で記者団に語った。「このような瞬間を迎えることができ、スケート人生で僕を助けてくれたすべての人々のことを振り返ることができるのは、とても意味のあることだと思います」

ネイサン・チェン

BEIJING, CHINA - FEBRUARY 10: Gold medallist, Nathan Chen of Team United States celebrates during the Figure Skating Men Single Skating medal ceremony on Day 6 of the Beijing 2022 Winter Olympic Games at Beijing Medal Plaza on February 10, 2022 in Beijing, China. (Photo by Richard Heathcote/Getty Images)

GettyImages-1369759073

ネイサン・チェンにとって黄金の日：エルトン・ジョン、オリンピック“パワーポーズ”、そしてプログラム途中の微笑み

昨シーズン末、オーストリア代表チームから外されたヨハネス・シュトロルツにとって、北京2022出場は手の届かない話であるように思われた。しかし彼はチーム復帰を果たすと、カルガリー1988で父親も獲得した複合の金メダルを含む、3つのメダルを手にした。

2762203080119592307.jpg

ヨハネス・シュトロルツ  : 「自分は"あきらめないこと "の良い見本」

2022年の冬季オリンピック北京大会で、金メダル2つと銀メダルを1つ獲得したエイリング（アイリーン）・グーは、「雪のプリンセス」から「雪の女王」となった。
18歳の彼女は、最初の種目であるフリースキーのビッグエアで金メダルを獲得したあと、自分の人生はもう以前とは同じではないと思ったと言う。
その後スロープスタイルでも銀メダルを手にした彼女は、ハーフパイプでも大勝利を収め、初のオリンピックを華麗に締めくくった。
北京でのグーの成果は、まさに彼女が2020年に冬季ユースオリンピック・ローザンヌ大会で達成したものを映し出していた。

グー エイリング アイリーン

EILEEN_GU_Thumbnail_1659918725649.png

エイリング（アイリーン）・グー : 北京2022 メダル獲得の瞬間

Beijing 2022 - Stories (POG)

オリンピック金メダルに輝くアスリートの栄光の舞台裏には、私たちの想像を絶する努力とたゆまぬ献身がある。これを共有するオリンピック王者同士が、お互いを称賛することは自然なことなのかもしれない。
北京2022冬季オリンピックのスノーボードビッグエア王者、スー・イーミンにとって、フィギュアスケート界のスーパースター、オリンピック2連覇のチャンピオンである羽生結弦との出会いは、非常に貴重な機会となった。
羽生のパフォーマンスを目の当たりにしたスーは言葉を失った。ただひとつ、世界中のファンを魅了する優美極まりないパフォーマンスを演じる羽生の姿を見てスーの頭に浮かんだ言葉があった。
「レジェンド。彼を表現するには、この言葉こそが最もふさわしいと思います」と、スーはOlympics.comに話した。
「彼はフィギュアスケートでオリンピックを連覇しています。これは信じられないことです。僕はオリンピックを経験しましたが、連覇がどんなに難しいかということを今、とても痛感しています」

Su Yiming Hanyu Yuzuru

スノーボード・オリンピック王者、スー・イーミンが「レジェンド」と称賛する羽生結弦

カンタン・フィヨン・マイエは、反省することの意味を知っている。フランスのバイアスロン界のスターは、北京2022での成功は、平昌大会前と大会中の試練で得たものだと言う。いったいどのようにして流れを変えたのか、独占インタビューで知ろう。

Quentin FILLON MAILLET

2762302070147952907.jpg

カンタン・フィヨン・マイエ：平昌での失意が北京2022での成功の要因

韓国のフィギュアスケーターは、ローザンヌ2020ユースオリンピックでの金メダルがいかに彼女の人生を変えたかについて、「私のキャリアのハイライトだった 」と語る。2022年の北京冬季オリンピックに出場した18歳は、人気の高まりとともに、より責任も感じている。「ジュニアアスリートたちが私を見て、私の足跡を追ってフィギュアスケートに取り組んでいるので、私ももっと頑張らなければならないというプレッシャーを感じます」と、ユ・ヨンは独占インタビューで思いを打ち明けた。

2762301180146530207.jpg

ユ・ヨン : 「もっと頑張らないといけない」というプレッシャーを感じる理由

2度の世界チャンピオン、オリンピックでも銅メダルを手にしたハビエ・フェルナンデスが、羽生結弦、ネイサン・チェン、そして彼自身の「ビッグ3」が出場しない今シーズンのフィギュアスケートがどう進化していくのかを考察。また、世界選手権での宇野昌磨の可能性や、「イリア・マリニンが混乱を巻き起こす」と考える根拠についても話している。スペイン出身のフェルナンデスは、マリニンなら5回転ジャンプを跳べると考えているようだ。「アスリートとして彼は素晴らしい。５回転は可能だと真剣に思っているよ」。引退後もスケートと密接した生活を送る“ハビ”の近況についても独占インタビューでチェックしよう。

2762212310145272207.jpg

ハビエ・フェルナンデス : 「５回転ジャンプも不可能じゃない」

アメリカ出身のスノーボーダーは、40歳で臨んだ北京2022でオリンピック王者となった。彼は独占インタビューで「誰も自分が勝つなんて思っていなかった」と述べた。「とても素晴らしい気分です。自分の話で周囲に影響を与えられたら嬉しいし、何かを掴み取ってもらいたいですね」

Nick BAUMGARTNER

Nick Baumgartner

ニック・バウムガルトナー: 「人生で成し遂げたいことがあるのなら、言い訳を考えるな」

Olympic Winter Games Beijing 2022

北京2022ストーリー

全ストーリー

スノーボード・オリンピック王者、スー・イーミンが「レジェンド」と称賛する羽生結弦

カンタン・フィヨン・マイエ：平昌での失意が北京2022での成功の要因

ユ・ヨン : 「もっと頑張らないといけない」というプレッシャーを感じる理由

ハビエ・フェルナンデス : 「５回転ジャンプも不可能じゃない」

ニック・バウムガルトナー: 「人生で成し遂げたいことがあるのなら、言い訳を考えるな」