第103回全国高等学校野球選手権大会は8月25日、3回戦4試合が行われた。智辯学園、明徳義塾、神戸国際大付、近江がそれぞれベスト8に進出。ここでは8月25日の試合を振り返る。(画像は時事)
智辯学園(奈良)は1点を追う6回、相手のミスなどで逆転に成功。その後も前川右京の2ランなどで追加点を挙げ、日本航空(山梨)に快勝を収めた。先発の小畠一心は、9回3安打1失点・8奪三振の快投で完投勝利。
明徳義塾(高知)のエース・代木大和が投打に活躍し、松商学園(長野)との接戦を制した。代木は打っては先制のソロ本塁打、投げては9回3安打無失点の快投で、チームを5年ぶりの8強に導いた。
第3試合では、神戸国際大付(兵庫)が長崎商(長崎)との激戦を制し、延長10回サヨナラ勝ち。神戸国際大付は1点をリードされて迎えた10回裏、4番の西川侑志が2点タイムリーを放ち、勝負を決めた。
盛岡大付(岩手)対近江(滋賀)の一戦は、打線が繋がった近江が熱戦をモノにした。初回に山田陽翔のタイムリーで先制すると、山田、岩佐直哉の継投で盛岡大付に主導権を渡さなかった。盛岡大付は15安打を放ったが、チャンスでの一打を欠いた。
8月25日の試合結果
- 日本航空1-7智辯学園
- 松商学園0-2明徳義塾
- 神戸国際大付6-5長崎商
- 盛岡大付4-7近江