第103回全国高等学校野球選手権大会は8月24日、3回戦4試合が行われた。京都国際、智辯和歌山、敦賀気比、石見智翠館がそれぞれベスト8に進出。ここでは8月24日の試合を振り返る。(画像は時事)
京都国際(京都)は4-4で迎えた延長10回、森下瑠大のタイムリーなどで2点を挙げ、二松学舎大付(東東京)との接戦を制した。森下は投げても10回7安打4失点・12奪三振で完投勝利。二松学舎大付は9回に3点差を追いついたが、10回に力尽きた。
智辯和歌山(和歌山)は3回、角井翔一朗のタイムリーなどで3点を先制。その後も追加点を挙げ、高松商(香川)に競り勝った。先発の中西聖輝は8.2回を投げて6安打3失点(自責1)の好投。高松商は浅野翔吾の本塁打などで追い上げたが、及ばなかった。
敦賀気比(福井)が序盤で大量リードを挙げ、三重(三重)に快勝。初回に上加世田頼希のタイムリーなどで一挙5得点すると、先発の本田卓が9回3失点(自責2)で完投勝利を挙げた。
石見智翠館(島根)が日大山形(山形)にサヨナラ勝ち。2点ビハインドの7回に山崎琢磨のタイムリーなどで追いつくと、最後は今泉秀悟の一打で熱戦を制した。日大山形は7回の集中打でリードを奪うも、逆転負けを喫してしまった。
8月24日の試合結果
- 二松学舎大付4-6京都国際
- 高松商3-5智辯和歌山
- 敦賀気比6-3三重
- 石見智翠館5-4日大山形