【競泳】日本選手権5日目:日本新Vの佐藤翔馬と武良竜也が男子200m平泳ぎで東京五輪内定

男子100m自由形で中村克、女子200mバタフライで長谷川涼香が内定

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
競泳日本選手権/歓喜の佐藤

第97回日本選手権水泳競技大会・競泳競技「ジャパンスイム2021」は4月7日に5日目を迎え、4種目の決勝が行われた。男子200m平泳ぎでは、佐藤翔馬(東京SC/慶應義塾大学)が2分06秒40で日本記録を更新。2位の武良竜也(BWS)とともに、Tokyo2020(東京五輪)の日本代表に内定した。(写真:時事)

佐藤は序盤から抜け出すと、逃げ切って優勝。2位争いはラスト50mで追い上げた武良が制した。渡辺一平(TOYOTA)は2分08秒30で3位。同種目の東京五輪出場を逃した。

男子100m自由形では中村克(イトマン東進)が派遣標準記録を上回る48秒23で優勝。東京五輪の日本代表に内定した。2位は松元克央(セントラルスポーツ)。個人種目の派遣標準記録(48秒33)を突破できなかったものの、3位の関海哉(日本大学)、4位の難波暉(新東工業愛知/TYR)とともに男子400m自由形リレーのメンバーに内定した。

女子200mバタフライでは長谷川涼香(東京ドーム/日本大学)が東京五輪の日本代表に内定。2位の牧野紘子(東京ドーム/早稲田大学)は、派遣標準記録に及ばなかった。男子800m自由形は派遣標準記録(7分48秒12)が日本記録を上回る設定。黒川紫唯(イトマン富田林/近畿大学)は日本新記録となる7分49秒55で優勝したが、内定とはならなかった。

第97回日本選手権水泳競技大会・競泳競技は、東京五輪の競技会場・東京アクアティクスセンター(東京都江東区)で、4月3日から10日まで無観客開催される。

第97回日本選手権水泳競技大会:結果

もっと見る