2021FIS(国際スキー連盟)ノルディックスキー世界選手権(ドイツ・オーベルストドルフ)が現地時間2月25日、2日目を迎えた。この日行われたジャンプ女子個人ノーマルヒル(HS106m)決勝で、髙梨沙羅(クラレ)が銅メダルを獲得した。
予選1位で決勝に進んだ髙梨は、1本目で104.0m、2本目で100.0mのジャンプで合計276.3点。優勝したエマ・クリネツ(スロベニア)の279.6点、2位マーレン・ルンビ(ノルウェー)の276.5点にわずかにおよばなかった。
伊藤有希(土屋ホームスキー部)は241.7点で11位、丸山希(明治大学)は217.5点で20位、勢藤優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)は203.5点で22位だった。
同日行われた男子個人スプリントクラシックでは宮沢大志(JR東日本)が62位で予選敗退。優勝はヨハンネスヘスフロト・クレボ(ノルウェー)だった。日本人選手が出場していない女子個人スプリントクラシックではヨンナ・スンドリング(スウェーデン)が優勝した。
ノルディックスキー世界選手権は、3月7日までオーベルストドルフで開催。ジャンプ、ノルディックコンバインド(複合)、クロスカントリーの各種目が行われる。