FIS(国際スキー連盟)スキージャンプワールドカップ(W杯)男子個人第20戦(ヒルサイズ=140m)が、現地時間2月13日にポーランド・ザコパネで行われた。小林陵侑(土屋ホームスキー部)が今季初勝利。通算17勝とし、葛西紀明と並ぶ日本人最多勝利記録者となった。
2019年12月29日以来の勝利に、小林陵侑はFIS公式に対して「今日の勝利は、とても嬉しい。雪が降っていたものの、これまでの大会に比べて風が少なく、コンディションが良かった」と振り返った。2位にはアンジェイ・ステカラ(ポーランド)、3位にマリウス・リンヴィクが続いた。
日本勢では、佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)が12位で続く。佐藤慧一(雪印メグミルクスキー部)は16位、中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)は28位だった。翌14日は、同地でW杯男子個人第21戦が行われる。