現地時間27日、セリエAを運営するレガ・カルチョは第26節のうち、イタリア北部で開催予定の5試合について、無観客試合で行うことを発表した。
対象のカードは“イタリア・デルビー”のユヴェントスvsインテル。そのほかミランvsジェノア、ウディネーゼvsフィオレンティーナ、パルマvsSPAL、サッスオーロvsブレシアの全5試合。
現在、イタリアは新型コロナウイルスの感染拡大が問題となっており、感染者はヨーロッパ最多の528人。ここまで14人の死亡者が確認されている。また、感染者は北部のロンバルディア州に集中していることもあり、第25節ではロンバルディア州、ヴェネト州での開催試合が軒並み延期となっていた。
冨安健洋が所属するボローニャは今節、敵地ローマで2位ラツィオと戦う予定。この試合は通常通り開催される見通しとなっている。
だがボローニャの本拠地であるエミリア=ロマーニャ州はロンバルディアやヴェネトの隣接州であり、イタリア国内の感染拡大に歯止めがかからない場合は、3月8日に控えている第27節ボローニャvsユヴェントスの一戦が、無観客試合の対象となるかもしれない。