【サッカー】北京五輪のナイジェリア代表キャプテン、FWプロミスが31歳で他界

1 執筆者 千葉正樹
北京五輪のナイジェリア代表主将プロミスが他界

北京オリンピックでU-23ナイジェリア代表のキャプテンを務めたFWアイザック・プロミスが、現地時間2日に亡くなっていたことが明らかになった。享年31歳。

ナイジェリア出身のプロミスは1987年生まれ。トルコのゲンチレルビルリイSKで2005年にトップデビューを果たし、2008年に行われた北京五輪ではU-23ナイジェリア代表の10番を背負い、主将として大舞台に挑んだ。

ナイジェリアはグループリーグ第2節で日本と戦い、この試合はナイジェリアが2-1で勝利している。この後も若きスーパーイーグルスは躍進を見せてファイナルまで勝ち進むが、決勝ではリオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロ、アンヘル・ディ・マリアらを擁するアルゼンチンに0-1で惜敗し、銀メダルに終わっていた。

その後プロミスはトラブゾンスポル、マニサスポル、アンタルヤスポルとトルコのクラブを渡り歩いた後、2014年にサウジアラビアのアル・アハリへ移籍。2015年1月にバルケスィルスポルに移籍しトルコへ出戻りとなると、カルデミル・カラビュックスポル、ギレスンスポルを経て、2018年はアメリカのジョージア・レボリューションでプレー。2019年は同じくアメリカのオースティン・ボールドに籍を置いていた。

なお、最終所属先となったオースティン・ボールドは死因を明らかにしていないが、プロミスは心臓発作で急逝したのではないかと一部メディアで伝えられている。

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