江村美咲、フェンシング世界選手権2連覇「パリ2024オリンピックでは2つの金メダルを持ち帰りたい」

パリ 2024

日本人選手初のフェンシング世界選手権2連覇を達成した女子サーブルの江村美咲が、決勝直後のインタビューでその喜びをOlympics.comに語った。

1 執筆者 Benedetto Giardina / Chiaki Nishimura
Emura Misaki the Champion
(FIE)

「自分を信じるということ」。日本フェンシング界の新たな歴史を刻んだ江村美咲は喜びを噛み締め、その言葉を胸に刻んだ。

7月22日〜30日の日程でイタリア・ミラノで行われているフェンシング世界選手権2023の女子サーブル個人で、24歳の江村が日本人選手初の大会2連覇を達成した。

7月27日現地時間夜に行われた試合直後のインタビューで、「自分でもまだ信じられないんですけど、自分を信じるひとつの材料になったと思うので、また自分を信じて来年のパリオリンピックも挑戦したいですし、今回2連覇できたということは、日本の歴史にも残ることだと思うので、それを自分が成し遂げられてすごく嬉しいです」と語った。

「この世界選手権の1ヶ月前ぐらいからすごく不調で、苦しい時期を過ごしたんですけど、試合本番までにできることは全部して、当日はとにかく自分を信じて最後まで戦い切ることに挑戦しました」

「(1年後に迫る)パリオリンピック。まずはこの今大会で(29日、30日の)団体戦でもいい結果を残して、(パリ2024には)個人・団体で出場して、2つの金メダルを持ち帰ることが目標です」と締めくくった。

イタリア・ミラノで開催されるフェンシング世界選手権2023の模様は、国際フェンシング連盟(FIE)のウェブサイトでライブ配信が予定されているほか、Olympics.comでもライブ配信される。

もっと見る