あの熱狂と興奮が、6年の時を経て戻ってくる!!
「ワールドベースボールクラシック/2023 World Baseball Classic(以下:WBC)」が3月に開幕し、1次ラウンド初戦(3/8)から決勝(3/21)までの14日間にわたる戦いが、東京・台中・フェニックス・マイアミの4都市を舞台に繰り広げられる。
1月26日には、「侍ジャパン」こと、野球日本代表30名が発表された。その中には2022年シーズンにプロ野球日本人選手としては最多となるホームラン56本を記録し、かつ22歳という史上最年少の年齢で三冠王に輝いた村上宗隆をはじめ、アメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)で活躍する大谷翔平、ダルビッシュ有、鈴木誠也などが名を連ねている。
ここでは、WBC2023で侍ジャパンが出場する1次ラウンドの試合日程やテレビ放送ならびにネット中継、ライブ配信などを中心に紹介しよう。
■1次ラウンド・プール別一覧
■1次ラウンド プールB 侍ジャパン(日本代表)試合日程・放送予定
※2023年1月11日時点の情報
【放送予定局 大会公式HP】
■WBCとは?
「ワールドベースボールクラシック(WBC)」は、野球競技の世界的な普及を目的に、サッカーのFIFAワールドカップをモデルに創設され、2006年に第1回大会が開催された。これまでに、4回のWBCが開催されている。
2009年の第2回大会以降、4年に一度開催されるようになったWBCであるが、2020年に勃発した新型コロナウィルス(COVID−19)の世界的な感染拡大の影響により、2021年のWBCは開催中止となった。すなわち、前回WBCとなる2017年の第4回大会から6年の歳月を経て、今年(2023年)、5回目となるWBCが開催されることとなり、東京・台中・フェニックス・マイアミの4都市を舞台にして、1次ラウンドから決勝までのトーナメントを14日間かけて争う。
とくに、2023年のWBCは、参加チーム数が従来の16から20へと拡大され、予選となる1次ラウンドのAからDの4プールには、それぞれ5チームがグループ分けされている。ちなみに、上表の通り、日本の侍ジャパンはプールBに属し、プールBすべての試合が、東京ドーム(東京都文京区)で実施される。このため、WBC公式ホームページでは、プールBを「東京プール」という別称でも表現している。
今大会の1次ラウンドでは、ラウンドロビン方式(総当たり戦)で各チーム4試合を戦い、各プールの上位2チーム、合計8チームが準々決勝ラウンド(ベスト8)へ進出することができる。
日本代表は、記念すべき第1回と第2回のWBCで連覇を果たしているが、第3回(2013年)と第4回(2017年)では、ともに準決勝で敗れてしまい、最終成績3位に終わっている。
2023年1月6日に行われた、WBC侍ジャパン一部メンバーの先行発表の記者会見の場で、日本代表を率いる栗山英樹監督は「必ずや世界一になって、皆さんに喜んでもらう。そんな野球をぜひやっていきたいと思います」と、14年越しの王座奪還に向けた意気込みを力強く語っている。
■侍ジャパン 日本代表メンバー
※2023年1月26日付