3月8日から21日まで開催される「ワールドベースボールクラシック/2023 World Baseball Classic(以下:WBC)」。野球日本代表・侍ジャパンは1月26日、同大会登録予定選手発表記者会見を行い、栗山英樹監督が30選手を発表した。
なお30選手中12選手は、6日に先行して発表されている。WBC2023に臨む日本代表登録予定選手は以下の通り。大会に出場する各チームの最終決定メンバーは、2月9日(米国時間)に発表される。
■日本代表メンバー
パリ2024オリンピックのチケット抽選に登録しよう!(締め切りは1月31日)
■WBCとは?
「ワールドベースボールクラシック(WBC)」は、野球競技の世界的な普及を目的に、サッカーのFIFAワールドカップをモデルに創設され、2006年に第1回大会が開催された。これまでに、4回のWBCが開催されている。
2009年の第2回大会以降、4年に一度開催されるようになったWBCであるが、2020年に勃発した新型コロナウィルス(COVID−19)の世界的な感染拡大の影響により、2021年のWBCは開催中止となった。すなわち、前回WBCとなる2017年の第4回大会から6年の歳月を経て、今年(2023年)、5回目となるWBCが開催されることとなり、東京・台中・フェニックス・マイアミの4都市を舞台にして、1次ラウンドから決勝までのトーナメントを14日間かけて争う。
とくに、2023年のWBCは、参加チーム数が従来の16から20へと拡大され、予選となる1次ラウンドのAからDの4プールには、それぞれ5チームがグループ分けされている。ちなみに、上表の通り、日本の侍ジャパンはプールBに属し、プールBすべての試合が、東京ドーム(東京都文京区)で実施される。このため、WBC公式ホームページでは、プールBを「東京プール」という別称でも表現。
今大会の1次ラウンドでは、ラウンドロビン方式(総当たり戦)で各チーム4試合を戦い、各プールの上位2チーム、合計8チームが準々決勝ラウンド(ベスト8)へ進出することができる。
日本代表は、記念すべき第1回と第2回のWBCで連覇を果たしているが、第3回(2013年)と第4回(2017年)では、ともに準決勝で敗れてしまい、最終成績3位に終わった。