ドイツ・ビリンゲン(ヒルサイズ=147メートル、ラージヒル)開催のノルディックスキー・ジャンプFIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップは現地時間2月5日、最終日を迎えた。初日は混合団体の今季第2戦が行われてノルウェーが優勝。伊藤有希(土屋ホームスキー部)、中村直幹(Flying Laboratory SC)、髙梨沙羅(クラレ)、小林陵侑(土屋ホームスキー部)で臨んだ日本は4位。2日目からは個人戦が行われ、最終日の女子個人第17戦では、日本勢が表彰台を独占している。
FIS公式:FIS SKI JUMPING WORLD CUP - Willingen (GER)
■小林陵侑は2位、グラネルが4連勝
男子個人第20戦は、ハルボル=エグネル・グラネル(ノルウェー)が2回合計273.0点を記録して優勝。グラネルはW杯4連勝、今季9勝目となる。2位は小林。1回目は134.5m、114.1点の7位と出遅れるも、2回目はトップとなる145.5m、138.2点を記録し、表彰台に立った。3位はノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデ。
そのほかの日本勢は、中村が16位、二階堂蓮(日本ビールスキー部)が27位。竹内択(チームtaku)は2回目に進めなかった。
W杯次戦は10日から。男子はアメリカ合衆国ニューヨーク州レークプラシッド、女子はオーストリア・ヒンツェンバッハで開催される。