ノルディックスキー・ジャンプのFIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップが現地時間2月3日、ドイツのヴィリンゲンで開幕した。初日は今シーズン2戦目となる混合団体が行われ、日本は4位に入った。
1チーム男子2人と女子2人で構成され、それぞれ2本、合計8本のジャンプで争う混合団体。日本は伊藤有希(土屋ホームスキー部)、中村直幹(Flying Laboratory SC)、髙梨沙羅(クラレ)、小林陵侑(土屋ホームスキー部)の4人で臨んだ。
1人目の伊藤は飛型点を伸ばせなかったものの、154.5メートルのビッグジャンプで107.9点を稼ぎ、ノルウェーと並ぶ2位タイにつけた。続く中村は2番手全体で6位となる91.1点、髙梨は3番手の中で4位となる75.7点。ノルウェー、ドイツ、オーストリアに次ぐ4位で小林のジャンプを迎えた。小林は126.0メートル、4番手全体で5位となる101.1点を記録。順位は変わらず4位だった。
悪天候の影響で2本目のジャンプは行われず、1本目の結果が最終順位として確定。合計450.6点のノルウェーが優勝、合計415.1点のオーストリアが2位、合計409.8点のドイツが3位だった。4位の日本は合計375.8点。
同会場では4日と5日にもワールドカップを開催。4日は男子個人第19戦と女子個人第16戦、5日は男子個人第20戦と女子個人第17戦を行う。