小林陵侑、逆転優勝で今季2勝目!スキージャンプ・FISワールドカップ2023札幌大会

2022/2023シーズンにおけるスキージャンプ男子のワールドカップ個人第16戦が北海道・札幌にて1月22日に行われ、北京2022で金・銀メダルに輝く小林陵侑が逆転優勝を飾り、今季2勝目をあげた。これにより、小林陵侑は札幌でのワールドカップ3戦全てにおいて、表彰台成績を収めている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(Kenta Harada/Getty Images)

ノルディックスキー・ジャンプのFIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップ男子個人第16戦が1月22日、北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=137)にて行われた。

■小林陵侑、今季W杯2勝目

この日(22日)行われた予選には、59名が出場した。1回のジャンプで順位を争い、上位50名が競技(ワールドカップ本戦)に進出できる。北京2022で金と銀の計2個のオリンピックメダルを獲得している小林陵侑が予選をトップで通過し、地元開催でのワールドカップで絶好調をアピールする。また、予選に出場したそのほかの日本代表5名全員が、本戦進出を果たしている。

予選のすぐ後に行われた本戦では、2回のジャンプ(ラウンド)を行い、その合計スコアで最終成績が決まる競技フォーマットで行われた。ただし、1回目のラウンドで上位30名だけが2回目のラウンドに進出できる。

小林陵侑は、1回目のジャンプで136.7をマークし、暫定2位につける。そして、2回目のラウンドでは、全体トップのスコアとなる144.2を記録。2つのジャンプの合計得点が280.9となり、逆転で優勝を決めた。これにより、小林陵侑は、今シーズン(2022/2023)でワールドカップ2勝目、通算で29勝目をあげた。また、3年ぶりに開催された札幌でのワールドカップ3戦すべてにおいて、表彰台成績を収めている。

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ワールドカップ第16戦の表彰台成績ならびに日本代表の成績は、以下の通り。

  1. 小林陵侑 280.9
  2. ハルヴォル・アイネル・グラネル(ノルウェー) 268.9
  3. マルクス・アイゼンビヒラー(ドイツ) 256.9

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  • 14位 二階堂蓮 229.2
  • 29位 小林潤志郎 165.6
  • 42位 中村直幹 86.6(1次ラウンド敗退)
  • 43位 佐藤慧一 85.0(1次ラウンド敗退)
  • 44位 佐藤幸椰 84.1(1次ラウンド敗退)

■ワールドカップ札幌2023 日程

1月20日 第14戦

  • 予選:14:30-
  • 競技:16:00-

1月21日 第15戦

  • 予選:14:30-
  • 競技:16:00-

1月22日 第16戦

  • 予選:08:30-
  • 競技:10:00-

■放送予定

※全国22局ネットの内訳は以下

  • 札幌テレビ放送
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  • 長崎国際テレビ
  • 熊本県民テレビ
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■出場日本人選手

第3回ジャンプ(男子)合宿メンバー(全日本スキー連盟)

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