タイ・バンコクのフアマーク・インドアスタジアム開催、第33回ITTF-ATTUアジアカップ2022は現地時間11月19日、最終日を迎えた。男子シングルスでは張本智和が優勝。同大会で日本人が優勝を果たすのは、1989年の斎藤清氏以来33年ぶりとなる。
■張本智和が33年ぶり快挙
ITTF(国際卓球連盟)-ATTU(アジア卓球連合)主催、16名によるノックアウト方式、シングルスのみが行われるアジア杯。19日は準決勝・決勝が行われた。日本からは男子の張本智和(世界ランキング4位)、宇田幸矢(同26位)、女子の伊藤美誠(同5位)、早田ひな(同6位)が4強に進んでいる。
張本は準決勝でチュワン・チー・ユエン(荘智淵/チャイニーズ・タイペイ/同16位)と対戦。4-1で勝利を収める。一方、宇田はイム・ジョンフン(大韓民国/同19位)に1-4で敗れた。決勝は、4-1で張本に軍配。日本史上2人目となる快挙を成し遂げた。
女子準決勝で、伊藤はマニカ・バトラ(インド/同44位)に4-2で勝利。早田は世界ランキング4位のワン・イーディ(王藝迪/中華人民共和国)の前に1-4で屈する。ワンは決勝で4-2白星。ワンは初優勝で、女子シングルスは中国勢の5連覇となった。
■日程・放送予定
【日程】
11月17日 第1日
- 男女シングルス ラウンド16
11月18日 第2日
- 男女シングルス 準々決勝
11月19日 第3日
- 男女シングルス 準決勝・3位決定戦・決勝
【放送予定】
※2022年11月15日時点の情報