髙木美帆が3冠!女子1000mではリンクレコードも|スピードスケート全日本選手権2024

第92回全日本スピードスケート選手権大会がYSアリーナ八戸にて、12月15日まで行われた。女子では、北京2022オリンピック金メダルに輝く髙木美帆が3種目で優勝。とくに、最終日の女子1000mではリンクレコードを更新し、最優秀選手にも選出されている。

1 執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文
Miho Takagi of Team Japan skates during the Women's 1500m on day three of the Beijing 2022 Winter Olympic Games at National Speed Skating Oval on February 07, 2022 in Beijing, China.
(2022 Getty Images)

⽇本スケート連盟の主催による第92回全日本スピードスケート選手権大会が、YSアリーナ八戸(青森県八戸市)において12月13日から15日までの3日間にわたり行われ、男女それぞれ6種目、計12の個人種目が実施された。

女子では、北京2022オリンピック1000mで金メダルに輝く髙木美帆が、初日の1500mを皮切りに、2日目の500m、そして最終日の1000mで出場した3種目すべてで優勝し、大会3冠に輝いた。とくに、1000mではリンクレコードのタイム(1:14.17)を更新し、髙木は最優秀選手にも選出されている。

また、北京2022日本代表の堀川桃香が、女子3000mと5000mで優勝し、2冠を獲得。マススタートでは、 小坂凛が優勝した。

男子では、北京2022日本代表の一戸誠太郎が1500mと5000mで、同じくオリンピック代表の新濱立也が500mと1000mで優勝し、それぞ2冠に輝いた。また、一戸は男子5000mで大会記録のタイム(6:21.71)を記録して優勝したことから、男子の大会最優秀選手に選ばれている。

このほか、男子10000mは土屋陸が、マススタートは佐々木翔夢がそれぞれ制している。

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