⽇本スケート連盟の主催による第92回全日本スピードスケート選手権大会が、YSアリーナ八戸(青森県八戸市)において12月13日から15日までの3日間にわたり行われ、男女それぞれ6種目、計12の個人種目が実施された。
女子では、北京2022オリンピック1000mで金メダルに輝く髙木美帆が、初日の1500mを皮切りに、2日目の500m、そして最終日の1000mで出場した3種目すべてで優勝し、大会3冠に輝いた。とくに、1000mではリンクレコードのタイム(1:14.17)を更新し、髙木は最優秀選手にも選出されている。
また、北京2022日本代表の堀川桃香が、女子3000mと5000mで優勝し、2冠を獲得。マススタートでは、 小坂凛が優勝した。
男子では、北京2022日本代表の一戸誠太郎が1500mと5000mで、同じくオリンピック代表の新濱立也が500mと1000mで優勝し、それぞ2冠に輝いた。また、一戸は男子5000mで大会記録のタイム(6:21.71)を記録して優勝したことから、男子の大会最優秀選手に選ばれている。
このほか、男子10000mは土屋陸が、マススタートは佐々木翔夢がそれぞれ制している。