第35回UHB杯ジャンプ大会が10月29日、北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=137)で行われた。
女子の優勝は髙梨沙羅(クラレ)。1本目で127.0メートルを飛び、115.6点で首位に立った。2本目は123.0メートルで115.0点、合計230.6点。前週の第101回全日本スキー選手権白馬大会ノーマルヒル、ラージヒルに続き、国内大会3連勝としている。
2位は2本目で134.0メートルのビッグジャンプを見せた伊藤有希(土屋ホームスキー部)で、合計212.3点。3位は合計157.7点の小林諭果(CHINTAIスキークラブ)だった。
男子は中村直幹(Flying LaboratorySC)が合計255.5点で優勝。全日本選手権のノーマルヒルを制した二階堂蓮(日本ビールスキー部)が合計237.9点で2位、清水礼留飛(雪印メグミルクスキー部)が合計237.5点で3位だった。
中村とともに日本代表として北京2022に出場した小林潤志郎(雪印メグミルクスキー部)は合計218.8点で7位、佐藤幸椰(同)は216.3点で8位だった。オリンピック8大会出場を誇る葛西紀明(土屋ホームスキー部)は合計206.5点で9位に入った。
30日には同会場にて第64回NHK杯ジャンプ大会が開催される。