開幕まで1年半と迫ったパリ2024オリンピックの予選大会のひとつに位置付けられている「スケートボード世界選手権2022」が、まもなく開幕する。この大会は、2022年内の開催が見送られ、アラブ首長国連邦(UAE)のシャールジャにて、現地時間2023年1月29日よりおよそ2週間にわたって行われる予定だ。
今大会では、オリンピックと同様に「ストリート」と「パーク」の男子・女子の2種目、合計4種目が行われ、熱狂を呼んだTokyo2020において金メダルを獲得した男子ストリートの堀米雄斗、女子ストリートの西矢椛、女子パークの四十住さくらをはじめ 北京2022スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得し、男子パークにエントリーしている平野歩夢といった錚々たるメンバーを含む、男子のストリート9名、パーク6名(計15)、女子のストリートとパークそれぞれ8名(計16名)、総勢31名が日本代表として出場する。ここでは、大会の日程や放送予定とともに、TEAM JAPANのスケートボーダーを一覧にして紹介しよう。
■日程・放送予定
※2023年1月18日時点の情報
※現地日程で紹介(競技時間 未発表)
※日本とUAEの時差は −5時間
【日程】
ストリート:1月29日〜2月5日
- 29日〜31日 プラクティス・セッション
- 1日 女子 予選
- 2日 男子 予選
- 3日 男女 準々決勝
- 4日 男女 準決勝
- 5日 男女 決勝
パーク:2月5日〜12日
- 5日〜7日 プラクティス・セッション
- 8日 女子 予選
- 9日 男子 予選
- 10日 男女 準々決勝
- 11日 男女 準決勝
- 12日 男女 決勝
【ライブ配信】
※変更の可能性あり
- Olympics スケートボード YouTubeチャンネル(ストリートおよびパーク 準決勝・決勝)
- Olympics.com(ストリートおよびパーク 準決勝・決勝)
- worldskate.tv
■日本代表選手
※2023年1月6日付
※ワールドスケートジャパン 発表順
■概要
2022年9月に開催予定だった「スケートボード世界選手権2022」が、年を跨いで2023年1月29日から2月12日までの15日間にわたって、UAE・シャールジャにて行われることとなった。このため、本大会の名称では「2022」という年号を継承している。
この大会は、開幕まで1年半と迫るパリ2024のオリンピック予選大会と位置付けられている。フランスで開催される次のオリンピック出場枠を獲得するために、選手たちは「オリンピック世界スケートボードランキング(OWSR)」の上位に名前を連ねる必要がある。今大会は、OWSRポイント付与の上位カテゴリーに分類されているため、メダル獲得や入賞成績となれば、大きなランクアップが十分に期待できる。
また、同大会はスケートボードのオリンピックデビューとなったTokyo2020と、次回パリ2024と同様に、男女のストリートとパークの2種目、合計4種目が行われる予定だ。
日本からは男子15名、女子16名の合計31名がエントリーしており、その中には、初代オリンピック王者に輝くストリート代表の堀米雄斗と西矢椛をはじめ、女子パークで金メダルを獲得した四十住さくらなど、世界が注目する選手が勢揃いしている。さらに、冬のオリンピック北京2022のスノーボード男子ハーフパイプで金メダルに輝く平野歩夢が、男子パーク代表として今大会に出場する予定で、冬から夏の "ボード" に履き替えた平野の進化と挑戦にも注目だ。
Olympics.comでは、大会に向けて注目選手の紹介や、期間中の結果ニュースを更新するだけでなく、決勝など白熱が予想される試合の模様をライブ配信する予定だ。