8月28日、東京ドーム(東京都文京区)で「侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」が行われた。この試合は、31日から台湾で開催される「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」に出場する野球日本代表、侍ジャパンU-18(高校日本代表)にとってW杯前最後の実戦となる。
先発投手は予告通り、前田悠伍(大阪桐蔭)と下村海翔(青山学院大)となった。
その前田は2回を無失点と“格上”のバッター相手に好投を見せた。しかし4回に2番手の森煌誠(徳島商高)が連打を浴び、犠牲フライから失点。3番手の矢野海翔が連続タイムリーで、この回に3失点を喫する。5回には4番手の安田虎汰郎(日大三高)が上田希由翔(明治大)に2ランを打たれて5点差。6回と7回は木村優人、東恩納蒼の継投で無失点に抑えるも、 8回は髙橋煌稀がつかまって3失点となった。
打線は慣れない木製バットを使用した影響もあり、自力で上回る大学生の前に沈黙。試合は、高校日本代表が0-8で敗れた。
高校日本代表は9月1日、スペイン代表とのW杯初戦を迎える。