野球日本代表・侍ジャパンの3度目の優勝で幕を閉じたWorld Baseball Classic 2023(ワールドベースボールクラシック/WBC)。現地時間3月21日に行われた決勝のあと、ベストナインに相当するオールワールドベースボールクラシックチームが発表された。
野球・ソフトボール
8日 - 21日 3月
野球 | ワールドクラシック | マイアミ - アメリカ
日本からは大谷翔平と吉田正尚が選出。大谷は投手、DH(指名打者)の2部門で選ばれた。大谷はアメリカ合衆国代表との決勝でクローザー登板を含め、投手として3試合に出場。全選手トップの9.2回を投げて防御率1.86、11奪三振を記録した。打者としては23打数10安打、打率.435、8打点、大会最多の10四球をマークした。
吉田はWBC新記録となる1大会13打点を叩き出した。三振は一つのみで、打率.409に2つのホームランも放った。
日本と対戦した選手では、準決勝で岡本和真のホームラン性の当たりをキャッチしたメキシコのランディ・アロサレナや5回途中無失点の好投を見せたパトリック・サンドバルが選出された。今永昇太から先制ソロホームランを放った米国のトレイ・ターナー、大谷の同僚で最終打者となったマイク・トラウトが選出されている。
■オールワールドベースボールクラシックチーム
- 投:大谷翔平(日本)
- 投:パトリック・サンドバル(メキシコ)
- 投:ミゲル・ロメロ(キューバ)
- 捕:サルバドール・ペレス(ベネズエラ)
- 一:張育成(チャイニーズ・タイペイ)
- 二:ハビエル・バエス(プエルトリコ)
- 三:ジョアン・モンカダ(キューバ)
- 遊:トレイ・ターナー(米国)
- 外:ランディ・アロサレナ(メキシコ)
- 外:吉田正尚(日本)
- 外:マイク・トラウト(米国)
- 指:大谷翔平(日本)