DeNAが日本一に王手…ソフトバンクに7-0の完封勝利で3連勝|日本シリーズ第5戦

日本シリーズ2024の第5戦が10月31日にみずほPayPayドーム福岡で行われた。3ランホームランを放った牧秀悟、7回無失点のアンドレ・ジャクソンなどの活躍で、横浜DeNAベイスターズが福岡ソフトバンクホークスに7-0で勝利。2連敗からの3連勝で日本一まであと1勝とした。

1 執筆者 Kazuki Okumura / 奥村和輝
筒香ビジター加工済
(時事)

プロ野球の日本一決定戦、日本シリーズ2024の第5戦が10月31日にみずほPayPayドーム福岡(福岡県福岡市)で行われ、福岡ソフトバンクホークスと横浜DeNAベイスターズが対戦した。

第4戦までに両チームが2勝ずつ。この第5戦を制したほうが日本一に王手をかけることになる。試合は3回表にDeNAが先制。牧秀悟、マイク・フォードのヒットでチャンスを作り、二死一二塁の場面で筒香嘉智が打席に立つ。筒香はセンターへタイムリーヒットを放ち、貴重な先制点を奪った。

続く4回表には桑原将志、梶原昂希の連打から牧秀悟が豪快な3ランホームランを放って4-0とする。ダメ押しは9回表、フォアボールや戸柱恭孝のヒットで満塁のチャンス。桑原将志がデッドボールを受け押し出しで1点を追加すると、梶原昂希がセンターへ2点タイムリーツーベース。点差を7-0まで広げた。

投手陣では先発のアンドレ・ジャクソンが7回無失点8奪三振の好投。ソフトバンク打線をわずか3安打に封じ込め、打線の爆発を呼び込んだ。後を受けた伊勢大夢は8回をゼロに抑えると、7点差で最終回を託された中川颯が3者凡退に切って取り、ゲームセット。DeNAが2連敗からの3連勝で日本一に王手をかけた。ソフトバンクにとっては本拠地で手痛い3連敗、2試合連続の完封負けとなった。

移動日を挟み、第6戦は11月2日にDeNAの本拠地・横浜スタジアム(神奈川県横浜市)で開催される。

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