プロ野球の日本一決定戦、SMBC日本シリーズ2024の第3戦が10月29日にみずほPayPayドーム福岡(福岡県福岡市中央区)において行われ、横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスが対戦した。
シリーズでまだ勝星をあげていないベイスターズは、侍ジャパンの代表メンバーとして追加選出されたばかりの1番・桑原将志(写真上)によるツーベースヒットで初回からチャンスメイクし、先制点を奪う。しかし、その裏でソフトバンクに同点に並ばれ、試合は振り出しに戻る。
再び試合を動かしたのは、桑原だった。5回表からマウンドに上がったソフトバンクの大津亮介と対峙した桑原は、甘く入った変化球を見逃さず、ソロ本塁打の快音で均衡を破って勝ち越しに成功する。さらにこの回、無死満塁の場面で筒香嘉智の犠牲フライにより1点を追加したベイスターズは、8回にも戸柱恭孝の適時二塁打で1点を追加するなど、ソフトバンクとのリードを広げる。
本拠地での反撃を試みるソフトバンクは、各イニングで出塁を記録するもホームに生還できないまま試合終了。最終的に、4−1でリードを守り抜いたベイスターズが日本シリーズ初勝利をあげ、ソフトバンクの連勝にストップをかけた。
日本シリーズ2024は第3戦までを終え、ソフトバンクが2勝、ベイスターズが1勝をマークしている。
注目の第4戦は、10月30日に同会場にて行われる。