北米プロ野球・MLBポストシーズン・ワールドシリーズ、ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・ヤンキースが現地時間10月25日、日本時間26日から行われる。
ここでは両チームの今季成績を振り返りながら、ワールドシリーズを展望する。
■チーム成績
▼ロサンゼルス・ドジャース
レギュラーシーズン
ナショナル・リーグ西地区1位(98勝64敗/842得点686失点)
ポストシーズン
ディビジョンシリーズ(3勝2敗 vs.パドレス)
- 第1戦:○7-5
- 第2戦:●2-10
- 第3戦:●5-6
- 第4戦:○8-0
- 第5戦:○2-0
リーグチャンピオンシップシリーズ(4勝2敗 vs.メッツ)
- 第1戦:○9-0
- 第2戦:●3-7
- 第3戦:○8-0
- 第4戦:○10-2
- 第5戦:●6-12
- 第6戦:○10-5
▼ニューヨーク・ヤンキース
レギュラーシーズン
アメリカン・リーグ東地区1位(94勝68敗/815得点668失点)
ポストシーズン
ディビジョンシリーズ(3勝1敗 vs.ロイヤルズ)
- 第1戦:○6-5
- 第2戦:●2-4
- 第3戦:○3-2
- 第4戦:○3-1
リーグチャンピオンシップシリーズ(4勝1敗 vs.ガーディアンズ)
- 第1戦:○5-2
- 第2戦:○6-3
- 第3戦:●5-7
- 第4戦:○8-6
- 第5戦:○5-2
■展望
レギュラーシーズンでは、力の差を見せつけ地区優勝を果たしたドジャースとヤンキース。それぞれリーグ最高勝率を記録し、トップシードでポストシーズンにコマを進めている。特に打撃陣の破壊力は抜群。両チームとも得点数はリーグ最多となっている。ワールドシリーズでも、打ち合いの展開となることが予想される。
ドジャース打線を牽引するのは大谷翔平だ。シーズン途中までは2番を打っていたが、ムーキー・ベッツ離脱後は1番に定着。今シーズンは54本塁打59盗塁をマークするなど、前人未到の「50-50」を達成し、ナショナル・リーグで本塁打・打点王の2冠にも輝いている。ベッツは復帰後、2番を任されており大谷と強力な上位打線を形成。負傷離脱していたフレディ・フリーマンはワールドシリーズでの復帰めどが立ち、強力打線でヤンキースとの大一番に臨む。
最多となる通算27度のワールドシリーズ制覇を誇るヤンキース。今シーズンも強力打線を組んでおり、その中心が3番を打つアーロン・ジャッジだ。アメリカン・リーグで本塁打・打点トップ。そのバッティングで、チームをリーグチャンピオンに導いた。ジャッジの前後もスラッガーが揃っており、2番のフアン・ソトは41本塁打をレギュラーシーズンで放った。4番のジャンカルロ・スタントンも2度のホームラン王に輝いた実績を持つなど、MLBを代表するバッターの1人だ。
ワールドシリーズでは両チームの強力打線が激突する。2戦目の先発が予定されているドジャース・山本由伸がヤンキース打線にどのようなピッチングを見せるかも注目したい。
■日程・放送予定
10月26日(土)9:08開始(ドジャー・スタジアム)
10月27日(日)9:08開始(ドジャー・スタジアム)
10月29日(火)9:08開始(ヤンキー・スタジアム)
10月30日(水)9:08開始(ヤンキー・スタジアム)
10月31日(木)9:08開始(ヤンキー・スタジアム)
11月1日(土)9:08開始(ドジャー・スタジアム)
11月2日(日)9:08開始(ドジャー・スタジアム)