プロ野球の日本一決定戦、日本シリーズ2024の第4戦が10月30日にみずほPayPayドーム福岡(福岡県福岡市)で行われ、福岡ソフトバンクホークスと横浜DeNAベイスターズが対戦した。
序盤はソフトバンクの石川柊太、DeNAのアンソニー・ケイと両チームの先発が好投しスコアボードにゼロが並ぶ。試合が動いたのは4回表、タイラー・オースティンがライトスタンドへソロホームランを放ってDeNAが先制に成功する。
DeNAは7回に追加点。この回の先頭打者、宮﨑敏郎がソロホームランを放つと、梶原昂希と森敬斗のヒットなどで一死満塁のチャンスを作る。桑原将志のタイムリーツーベースでさらに2点を追加し、4-0。オースティンにもタイムリーヒットが出て5-0とした。
ケイは7回裏もきっちり抑えてお役御免。7回無失点7奪三振の快投を見せた。DeNAはその後、8回を坂本裕哉、9回をJ.B.ウェンデルケンが危なげなく締めてゲームセット。ソフトバンクは柳田悠岐が2本のヒットを放ったが、チームとしては安打5本に抑えられた。
これで勝敗はお互い2勝2敗。DeNAが五分に戻し、シリーズの行方は横浜スタジアム(神奈川県横浜市)で行われる第6戦以降に持ち越されることが決定した。どちらかが王手をかけることになる第5戦は、31日に同会場で行われる。