北米プロ野球MLB(メジャーリーグベースボール)公式戦が現地時間7月26日(日本時間7月27日)に行われ、ロサンゼルス・エンゼルスはカウフマン・スタジアム(アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ)でカンザスシティ・ロイヤルズと対戦した。
1番指名打者(DH)でスタメン出場した大谷翔平は、初回の第1打席は2ストライクからの3球目を見送り三振に倒れる。
しかし0-0で迎えた3回の第2打席では、相手先発アンヘル・セルパが2ボール1ストライクから投じた4球目、152キロのストレートをとらえると、打球はバックスクリーンに飛び込む先制の21号本塁打となった。
5回の第3打席ではフルカウントからの7球目を打って中飛に倒れるも、7回一死二塁の第4打席では、2球目で二塁走者が三盗を決めたところで申告敬遠となった。その後二塁まで進み、ルイス・レンヒーフォのタイムリーで4点目のホームを踏んだ。
8回一死一塁の第5打席でも四球で出塁。次打者の内野穴で二塁へ進むと、チャンスを広げる三盗を決めた。
この日の大谷は21号ソロを放つなど3打数1安打、1打点、2得点、1三振、2四球、1盗塁という内容で、今シーズン通算では打率.256(351打数90安打)、21本塁打、58打点、11盗塁としている。
大谷の一発で先制したエンゼルスはその後も得点を重ねて6点を奪うと、投手陣も完封リレーでロイヤルズに快勝を収めた。エンゼルスは現地時間7月27日、ロイヤルズとの3戦目に臨む。