アメリカ合衆国のABCネットワーク、ESPNが主催するESPY賞の授賞式「The 2022 ESPYS」が現地時間7月20日に行われた。北米プロ野球MLB(メジャーリーグベースボール)のロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平は男性最優秀選手とMLB最優秀選手の2冠に輝いた。
男性最優秀選手のカテゴリーは大谷のほか、ステフィン・カリー(バスケットボール/ゴールデンステート・ウォリアーズ)、アーロン・ロジャース(アメリカンフットボール/グリーンベイ・パッカーズ)、コナー・マクデイビッド(アイスホッケー/エドモントン・オイラーズ)がノミネート。大谷は日本人として初めて、男性最優秀選手賞受賞となった。
MLB最優秀選手の部門は昨年に続き、2度目の受賞。昨シーズンのナショナル・リーグMVP、ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、ホルヘ・ソレア(マイアミ・マーリンズ)もノミネートされていた。
大谷は授賞式には参加せず、ビデオメッセージで登場。「ともに候補者となった皆さん、おめでとうございます。皆さんと同じカテゴリーにいられることを光栄に思います。皆さんはそれぞれのスポーツで最高の選手たちです。素晴らしい夜をお過ごしください。アフターパーティーも楽しんで」とメッセージを送った。
男性の最優秀オリンピアン賞はTokyo2020で5つの金メダルを獲得した競泳のケーレブ・ドレッセル、女性は同じく競泳で2つの金メダル、2つの銀メダルを獲得したケイティ・レデッキーに送られている。