北米プロ野球MLB(メジャーリーグベースボール)公式戦が現地時間7月13日に行われ、ロサンゼルス・エンゼルスはエンゼル・スタジアム(カリフォルニア州アナハイム)でヒューストン・アストロズと対戦した。
1番投手で先発出場した大谷は、1回から3回までわずか1安打に抑え込む立ち上がりを披露。4回にユリエスキ・グリエルにタイムリーを浴びて1点を失うも、5回、6回は走者を背負いながらも無失点で切り抜け、勝利投手の権利を持って降板した。大谷は毎回の12奪三振を記録。
打者としては初回先頭の第1打席は空振り三振に倒れたものの、2回二死一、二塁で迎えた第2打席では、アストロズの先発クリスチャン・ハビエルの投じた153キロのストレートを右翼線へはじき返し、2点タイムリースリーベースとした。
4回の第3打席では四球を選らんだ大谷は、6回一死一塁の第4打席でも左翼へのヒットを放ち、3打席連続出塁。後続のタイムリーで5点目のホームを踏んだ。7回の第5打席は空振り三振に倒れた。
大谷はこの日、投手としては6回105球を投げて1失点、4安打、2四球、12奪三振という内容で9勝目をマーク。自身6連勝、4戦連続二桁奪三振とした。打者としては4打数2安打、2打点、2三振、1四球と、投打で活躍を見せた。
今シーズン通算では、投手としては15試合で87回を投げて9勝4敗、防御率2.38、123奪三振。打者としては86試合で打率.258(322打数83安打)、19本塁打、56打点としている。
エンゼルスは大谷の投打に渡る活躍で連敗を5でストップ。現地時間14日にアストロズとの3戦目に臨む。