“背番号18”前田健太、今永昇太、山本由伸がそろって勝利投手に…大谷翔平は出場なし

デトロイト・タイガースの前田健太、シカゴ・カブスの今永昇太、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸がそろって勝利投手となった。

1 執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
Number 18 Japanse Pitchers
(Getty Images)

現地時間5月1日に開催された北米プロ野球・MLBでは、背番号18の日本人投手が躍動した。

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■前田健太、今季初白星

デトロイト・タイガースの背番号18・前田健太が、本拠地コメリカ・パーク(アメリカ合衆国ミシガン州)で行われたセントルイス・カージナルス戦に先発。前田は初回、2回を三者凡退に抑える。4回、先頭のウィルソン・コントレラス(2番・捕手)にソロ本塁打を浴びるも、後続を斬って取る。前田は6回79球、1失点。勝利投手の権利を残して降板する。試合は4-1でタイガースが勝利。前田は今季初白星を挙げた。

カージナルスのラーズ・ヌートバーは3番で出場。前田の前に2打席凡退となったが、7回の第3打席にヒットを放っている。

■今永昇太が5勝目…防御率は0.78に

シカゴ・カブスの背番号18・今永昇太は、シティ・フィールド(米国ニューヨーク州)で行われたニューヨーク・メッツ戦に先発。ここまで無傷の4勝と好調の今永は、メッツ打線を翻弄する。7回87球、被安打3の無失点。その今永は1点リードした状態で、リリーフ陣に勝利を託す。

試合は9回裏、一死2、3塁と、メッツが一打逆転の場面を作る。ここで、この試合2安打のジェフ・マクニールがレフトフライ。三塁ランナーのピート・アロンソはタッチアップを試みるも、本塁憤死となってゲームセット。リプレー検証も判定は覆らず、今永の5勝目が確定した。今永の防御率は0.78となっている。

■山本由伸、要所を締めて3勝目

ロサンゼルス・ドジャースの背番号18・山本由伸は、チェイス・フィールド(米国アリゾナ州フェニックス)で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発する。山本は要所を抑えるピッチングで被安打5、与四球2ながら無失点。6回94球で降板する。試合は8-0でドジャースが大勝。山本が3勝目を挙げた。なおドジャースの大谷翔平は休養。ベンチ入りするも出場機会はなかった。

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