北米プロ野球・MLB公式戦、ロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスが現地時間9月10日、日本時間11日にドジャー・スタジアム(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で行われた。ナショナル・リーグ西地区首位のドジャースと、ワイルドカードでのポストシーズン進出に望みを残す中地区2位のカブス。ドジャースの先発は負傷明けで6月以来の登板となる山本由伸、カブス先発は今季12勝3敗の今永昇太となった。
山本は初回、3番・指名打者(DH)鈴木誠也までを三者三振と上々の滑り出しを見せる。対する今永は1番・DHの大谷翔平、2番のムーキー・ベッツ、3番のフレディ・フリーマンをいずれもフライアウト。わずか4球で1イニングを抑える。
2回の山本は4番のコディ・ベリンジャーを三振。5番のアイザック・パレデスにヒットを打たれるも、6番のマイケル・ブッシュを三振。しかし、ここから連打を浴び、1点を失う。その裏、ドジャースは4番のトミー・エドマンが本塁打。1-1と振り出しに戻す。山本は3回、1番から始まる打線を再び三者三振。4回も打者3人に抑えて59球。打者15人に対して被安打4自責点1の奪三振8で復帰マウンドを終える。
今永は3回に連打を浴びるも、大谷を併殺打、ベッツを内野ゴロに抑える。しかし4回、再びエドマンに被弾。5回はマックス・マンシーに本塁打を打たれる。それでも打たれたホームランはいずれもソロ。今永は7回を89球、3失点のクオリティースタートでマウンドを降りる。カブスは7回裏、鈴木の適時打などにより一挙5点。6-3でカブスが白星を挙げ、今永は13勝目となった。
大谷は4打数無安打。鈴木は5打数3安打1打点を記録した。