北米プロ野球・MLB公式戦、ロサンゼルス・ドジャース対タンパベイ・レイズが現地時間8月24日(日本時間25日)、ドジャー・スタジアム(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で行われた。
前日、MLB史上6人目となるシーズン40本塁打40盗塁を達成したドジャースの大谷翔平は1番・指名打者(DH)で出場。4点を追う1回裏の第1打席はライト前にヒットを放つ。しかし続くムーキー・ベッツがショートへの併殺打に倒れ、盗塁はならなかった。4回の第2打席は打撃妨害で出塁。ベッツの二塁打で1塁からホームを踏む。
適時打のミゲル・ロハスを1塁に置いて迎えた5回の第3打席。大谷の打球はゆっくりと楕円を描きライトポール際スタンドに吸い込まれる。これでドジャースは6-5と逆転に成功。大谷の本塁打数は41となり、ナショナル・リーグの本塁打王争いで2位のマーセル・オズナ(アトランタ・ブレーブス)に4本差、打点はトップのオズナに並ぶ94となった。第4打席と第5打席は外野フライ。ドジャースは9回に追いつかれると、10回に2失点を喫して8-9で敗れた。この結果、ナ・リーグ西地区首位ドジャースと2位アリゾナ・ダイヤモンドバックスのゲーム差は3に縮まっている。
同日ローンデポ・パーク(米国フロリダ州)で行われたシカゴ・カブスとマイアミ・マーリンズの試合では、カブスの今永昇太が先発登板。この試合ではカブスの鈴木誠也が2本塁打を含む3安打4打点の活躍を見せ、チームの14-2白星に貢献。今永は7回2失点で10勝目(3敗)を挙げた。