ドジャース山本由伸、5回無失点で本拠地デビュー…大谷翔平1安打も好機凡退でチーム黒星

現地時間3月30日のMLB公式戦で、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が本拠地デビュー。5回無失点と好投を披露した。

1 執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
YAMAMOTO Yoshinobu
(Getty Images)

北米プロ野球・MLB公式戦、ロサンゼルス・ドジャース対セントルイス・カージナルスが現地時間3月30日、ドジャー・スタジアム(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で行われた。ドジャース先発の山本由伸が本拠地デビュー。大谷翔平は2番・DH(指名打者)で出場した。

大韓民国で行われたサンディエゴ・パドレス戦は1回5失点で負け投手となった山本だが、初回は3連続三振と上々の立ち上がりを見せる。その裏、ドジャースは1番のムーキー・ベッツ、2番・大谷、3番のフレディ・フリーマンがヒットで無死満塁のチャンスを作るも、後続が倒れて無得点に終わる。

豪雨による一時中断を挟みながらも山本は5回68球、被安打2、四死球ゼロの無失点と、先発の仕事を果たす。5回裏、ドジャースはベッツ、大谷が四球を選ぶと、フリーマン、4番・ウィル・スミスの連続適時打で2点を先制する。山本は勝利投手の権利を得た状態で降板。セットアッパーにMLB初勝利を託す。

しかし7回を任された3番手のジョー・ケリーが誤算。四球、死球、さらに捕手の打撃妨害で無死満塁のピンチを招くと、犠飛、適時打、ボークなどで5点を失う。逆転されたドジャースは7回裏、スミスの適時打で1点を返すと、9回にベッツの4試合連続となる本塁打などで同点とする。

タイブレークで行われる延長戦。カージナルスの1点リードで迎えた10回裏、ドジャースは二死満塁のチャンスで大谷の打順となる。しかし大谷はショートフライに倒れて試合終了。ドジャースは5-6で黒星を喫した。

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