国内女子ゴルフ、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアー第34戦の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント2022」が10月28日から30日までの3日間、埼玉県飯能市の武蔵丘ゴルフコース(6650ヤード/パー72)で開催される。昨年のチャンピオンで、LPGAツアーを主戦場とする渋野日向子をはじめ、畑岡奈紗など96名が参戦する本大会の放送予定や見どころなどを紹介しよう。
■日程・放送予定
※生放送・ライブ配信を中心に紹介
10月28日:第1ラウンド
- BS/CS:CSテレ朝チャンネル2(13:00〜)
- ネット:GOLFTV・DAZN・U-NEXT(未発表)
10月29日:第2ラウンド
- BS/CS:CSテレ朝チャンネル2(7:30〜)
- ネット:GOLFTV・DAZN・U-NEXT(未発表)
10月30日:第3ラウンド
- 地上波:テレビ朝日系列 ※全国24局ネット(16:00〜 ※録画放送)
- BS/CS:CSテレ朝チャンネル2(8:00〜)
- ネット:GOLFTV・DAZN・U-NEXT(未発表)
※2022年10月24日時点の情報
■見どころ
いよいよ今シーズンも大詰めを迎えるJLPGAツアーは第34戦を迎え、埼玉県飯能市にある武蔵丘ゴルフコース(6650ヤード/パー72)を舞台にして、「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント2022」が、10月28日より幕を開ける。
本大会の名誉会長を務める樋口久子氏は、1967年に日本初の女子プロゴルファー第1期生のひとりとして女子ゴルフの人気を牽引し、数々の国内タイトルの獲得はもちろんのこと、1977年には全米女子プロゴルフ選手権で日本人かつアジア人として初めて頂点に立っている。1996年の現役引退後は、後進の育成に尽力し、2003年には日本人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たしている。
その樋口氏のメジャー大会制覇の快挙から42年後の2019年、全英オープンを優勝した渋野日向子(サントリー)が、この大会の前年チャンピオンだ。渋野が現在、主戦場として活動するLPGA・米国女子ツアーは、先週末の(10月23日)韓国・ソウル郊外で行われたBMW女子選手権を皮切りにアジアンシリーズの真っ只中。あいにく、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大の影響により、この週末に台湾で開催される予定だったLPGAツアー大会は中止となり、渋野が今年もこの大会に参戦し、2連覇のタイトル獲得に挑む。さらに、渋野と同じくLPGAツアーに参戦している畑岡奈紗も出場する予定だ。
また、国内ツアーで活躍するTokyo 2020女子ゴルフ銀メダリストの稲見萌寧(Rakuten)をはじめ、小祝さくら(ニトリ)や川﨑春花(フリー)など、総勢96名が今大会にエントリーしている。
競技は、最初の2日間にわたって予選ラウンド(各日18ホール)を実施し、36ホールを終えた時点での上位50名(プロ・アマチュアを問わない、同順を含む)が最終日(10月30日)の決勝ラウンドに進出できるフォーマット(54ホールのストロークプレー)で実施される。
「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント2022」の賞金総額は8,000万円、優勝賞金は1,440万円となっている。