国内女子ゴルフ・JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」は10月23日、兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部(6585ヤード・パー72) で最終の第4ラウンドを行った。
前日首位タイからスタートした川﨑春花(フリー)と河本結(RICHO)による首位争いは前半から大混戦。両者ともに第9ホールまでを、2バーディー、1ボギーで終え、スコアは並んだまま折り返しの後半へ向かう。
第12ホールでボギーを叩いた川﨑は、つづく第13ホールでバウンスバックのバーディーで取り返す。一方の河本は、この第13でボギーを叩いてしまい、川﨑が1歩抜け出した。これが決定打となり、最終的に川﨑春花は最終ラウンドを5バーディー、2ボギーの「69」で回り、通算15アンダーで優勝を決めた。プロ1年目の川﨑は、今年の9月に行われた国内女子メジャー第2戦でツアー初優勝を飾ったばかりで、今回の優勝で2勝目をあげた。
最後まで川﨑との首位を争った河本は、最終的に4バーディー、2ボギーの「70」でホールアウト。通算14アンダーとし、川﨑とのプレーオフまでわずかにあと1打、及ばなかった。
また、この日猛チャージして首位争いに加わろうとしていたのが、前日10位タイからスタートしていた佐藤心結(ニトリ)だ。最終日だけで7バーディーをマークし、スコアを7つ伸ばして、トータル14アンダーとし、河本と並んで2位タイに入った。
「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」の賞金総額は2億円、優勝賞金は3,600万円となっている。