国内女子ゴルフ・JLPGAツアー2022シーズン第27戦、かつ公式競技(メジャー大会)第2戦の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が9月11日、京都府城陽市の城陽カントリー倶楽部(6555ヤード/パー72)で最終の第4ラウンドを行った。
前日4位タイからスタートしたプロ1年目の19歳、川﨑春花(フリー)が前半第8ホールでイーグルを決めると、ここから勢いに乗る。本大会ゴルフコースがある京都が地元の川﨑は、後半ホールで6つのバーディを奪い、ボギーなしの「64」でホールアウト。これにより、川﨑はスコアを8つ伸ばす猛チャージを見せ、通算16アンダーとし、一気にトップへと躍り出て、自身初となるツアー初優勝を国内メジャー大会で飾った。また、19歳という年齢での日本女子プロゴルフ選手権大会の優勝は、最年少記録も更新している。
また、第3ラウンドまで単独首位に立っていた山下美夢有(加賀電子)は、最終ラウンドの3つのホールでバーディーパットを沈めるも、第5と第11ホールでの2つのボギーが響いてしまい、「71」でこの日を終え、最終的にスコアをひとつ伸ばして、トータル13アンダーで2位に終わった。3位には、通算12アンダーで、菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が入った。
「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の賞金総額は2億円、優勝賞金は3,600万円となっている。