国内女子ゴルフ・JLPGAツアーの2022シーズン第31戦「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」が10月8日、静岡県裾野市の東名カントリークラブ(6570ヤード/パー72)にて、最終日となる大会3日目を迎えた。
前日単独トップから発進の小祝さくら(ニトリ)は、前半9ホールをイーブンパーとスコアを伸ばすことができず、我慢を強いられる。潮目が変わったのは後半で、小祝は第10ホール(パー3)でこの日の最初のバーディーを奪う。他選手が猛追してくるなか、終盤の第17ホール(パー4)で、小祝は2度目のバーディーパットを沈め、ふたたび単独首位に立つ。最終の第18ホールでバーディーパットを外してしまうが、小祝はこの日のラウンドをノーボギーで回り切った。最終的に小祝は、2バーディー、ボギーなしの「70」でホールアウトし、スコアを2つ伸ばして、トータル12アンダーで逃げ切り優勝を決めた。これにより、小祝は今シーズン2勝目をあげ、ツアー通算では8勝目を飾った。
小祝と最後の最後まで大混戦の優勝争いを見せ、1打差となる通算11アンダーで2位タイに入ったのは、西郷真央(島津製作所)、永井花奈(デンソー)、菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)の3名だ。いずれも、最終ホールのバーディーパットを決められずに、プレーオフに持ち込むチャンスを逸している。
スタンレーレディスホンダゴルフトーナメントの賞金総額は1億2,000万円、優勝賞金は2,160万円となっている。