細谷恭平は2時間07分23秒で4位…マイケル・ギザエが2年ぶりの優勝丨福岡国際マラソン2023

福岡国際マラソン2023が12月3日に開催され、マイケル・ギザエが2年ぶりの優勝を飾った。日本人トップは2時間07分23秒の細谷恭平で、パリ2024の日本代表内定に必要な設定記録には届かなかった。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
福岡国際マラソン2022/走る選手とファン

福岡国際マラソン2023が12月3日に行われた。パリ2024の日本代表選考競技会、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジを兼ねて開催。マイケル・ギザエ(ケニア)が2時間07分08秒で制し、2大会ぶり2度目の優勝を飾った。設定記録の2時間05分50秒を突破した日本人選手はいなかった。

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日本人トップは細谷恭平で4位だった。細谷は10月15日に東京で開催されたMGCで、転倒の影響もあり途中棄権。設定記録突破に向けてスタートから先頭集団で食らいついていたが、30km付近から牽制し合う展開でややペースがダウン。ギザエを含む4人に絞られた40km過ぎには先頭集団から離された。フィニッシュタイムは2時間07分23秒だった。

2位は最後までデッドヒートを繰り広げた楊紹輝(中華人民共和国)で2時間07分09秒。3位はソンドレノールスタッド・モーエン(ノルウェー)で2時間07分16秒だった。

パリ2024のマラソン男子日本代表にはMGC1位の小山直城、2位の赤﨑暁がすでに内定済み。残る1枠を懸けたMGCファイナルチャレンジは大阪マラソン2024(2月25日)、東京マラソン2024(3月3日)の2レースとなった。ここで設定記録を突破した記録最上位の選手がパリ2024日本代表の最後の1枠に内定。突破選手がいない場合はMGCで3位の大迫傑が内定を得る。

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■開催概要

  • 名称:福岡国際マラソン2023(英名:FUKUOKA INTERNATIONAL MARATHON 2023)
  • 日時:2023年12月3日(日)12時10分 スタート
  • コース:福岡国際マラソンコース(平和台陸上競技場を発着とする42.195km)

大会公式HP

■エントリーリスト

※2023年11月6日付(主催者発表順)

■MGCファイナルチャレンジ - 男子 開催スケジュール

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