【サッカー】シニシャ・ミハイロヴィッチ氏が死去、白血病で闘病...教え子の本田圭佑や冨安健洋ら関係者が追悼

イタリアサッカー連盟や同国1部リーグセリエAなどは12月16日、元ユーゴスラビア代表シニシャ・ミハイロヴィッチ氏が同日亡くなったことを発表。同氏は2019年に急性骨髄性白血病の罹患を公表したものの、2022年9月までボローニャの監督を務めていた。指導を受けた本田圭佑と冨安健洋らが訃報を受け、哀悼の意を示している。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2022 Getty Images)

イタリアサッカー連盟(FIGC)や同国1部リーグセリエAなどは12月16日、元ユーゴスラビア代表シニシャ・ミハイロヴィッチ氏が同日亡くなったことを発表した。53歳だった。

ユーゴスラビア(当時)ヴコヴァル出身のミハイロビッチ氏は、地元クラブでプロキャリアをスタート。1990-91シーズンにレッドスター・ベオグラード(ツルヴェナ・ズヴェズダ)で、UEFAチャンピオンズカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ)制覇に貢献した。1992-93シーズンにセリエAのASローマへ加入すると、その後サンプドリア、ラツィオ、インテルに所属。2005-06シーズンの現役引退まで同リーグでプレーした。

ユーゴスラビア代表としては63試合出場、9得点。1998年のFIFAワールドカップと2000年のUEFA欧州選手権に出場している。

現役引退後も指導者として、主にセリエAで活動。ボローニャやサンプドリア、ACミランなどを指揮した。ボローニャ監督時の2019年7月、白血病を患っていることを公表。その後も2022年9月まで、ボローニャの監督を務めていた。

ミハイロヴィッチ氏の訃報を受け、関係者が哀悼の意を示している。ACミランで指導を受けた本田圭佑は自身のSNSに、「シニシャ、いままでありがとうございました。ご冥福をお祈りします」と投稿した。

ボローニャ時代を共にした日本代表・冨安健洋は、Instagramのストーリーズを更新。「Imparato tante cose da te grazie mister Rip」(あなたから多くのことを学びました。ありがとうミステル。ご冥福をお祈りします)と綴った。

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