【サッカー】カタールW杯16強の日本代表・森保一監督「『世界を追い越す』と選手たちがマインドを変えてくれた」

日本代表・SAMURAI BLUEは12月5日、FIFAワールドカップカタール2022決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)でクロアチア代表と対戦。PK戦の末敗れ、ベスト16敗退を喫した。6日に、大会を終えた森保一監督、選手らが取材に応じている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(Getty Images)

FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップカタール2022は現地時間12月5日、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)を実施。日本代表はクロアチア代表にPK戦の末敗れ、初のベスト8進出はならなかった。試合から一夜明けた6日、森保一監督がアルサッド練習場で大会を振り返った。

■森保一監督「『世界を追い越す』と選手たちがマインドを変えてくれた」

日本はグループステージで優勝経験を持つドイツ代表とスペイン代表を撃破し、グループEを首位で突破。しかしラウンド16ではクロアチアにPK戦で敗れ、初のベスト8進出は叶わなかった。森保監督はクロアチア戦を振り返り、「自分の力が足りなかった」と責任を負う。それでも「戦術的に足りなかったことはあるが、チーム作りで心残り、悔いはない」と言い切る。大会を通じ、チームの成長も感じ取っていた。

「今できることはすべてやれたと思いますし、チーム全体で常に今のベストを試合にぶつけてくれた。この4試合の中でも、1試合1試合でチームの成長を感じながらブラッシュアップすることができました」

目標としていたW杯ベスト8を達成することはできなかったが、グループステージでは優勝経験のあるドイツとスペインから勝利。ラウンド16では、FIFAランキング12位で前回準優勝のクロアチアを相手に、PK戦にもつれる熱戦を演じた。今大会における日本の戦いぶりには、「世界トップオブトップの国と互角に渡り合って勝っていけるという素晴らしい景色を選手たちが見せてくれた」と森保監督も胸を張る。

最後に森保監督は、2018年の就任から今大会までを振り返った。

「日本サッカーが改めて世界に学ぶべき点はまだまだ多いですが、『世界を追い越す』と選手たちが本気でマインドを変えてくれたと感じています。応援してくれるサポーターや国民のみなさんが共闘してくれたおかげで充実した4年半を過ごすことができたので、感謝の気持ちでいっぱいです。全力疾走で、あっという間でした」
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