FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ(W杯)カタール2022は現地時間11月24日に、大会5日目を迎えた。この日はGとHのグループステージ第1節となる4試合が行われた。
■ブラジルが白星発進
グループGでは5回の優勝を誇る「セレソン」ことブラジル代表と、セルビア代表が対戦。前半から試合の主導権を握ったブラジルは、ネイマールを中心した攻撃陣でセルビアゴールに迫る。だがセルビアの堅い守備の前に得点を奪えず、前半を0-0で終えた。
後半も攻めるブラジルに対し、耐えるセルビア。すると62分、ついに均衡が破れる。ネイマールの突破からヴィニシウスがシュート。そのこぼれ球をリシャルリソンが押し込み、ブラジルが先制に成功した。73分には再びリシャルリソンがゴール。ヴィニシウスのクロスをトラップすると、ジャンピングボレーで叩き込んだ。ブラジルはリシャルリソンの2ゴールで白星発進。
スイス代表はブリール・エンボロの決勝弾で、カメルーン代表を1‐0で下している。
28日の第2節ではブラジルとスイス、セルビアとカメルーンが対戦する。
■ロナウドが5大会連続得点
グループHのポルトガル代表は、ガーナ代表と激突。ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドが31分にネットを揺らすが、直前のファールによりノーゴールとなり、前半はスコアレスで終える。
後半は一転し撃ち合いに。65分にロナウドが獲得したPKを自ら沈め、ポルトガルが先制。これでロナウドはW杯5大会連続ゴールを達成した。だがその8分後にアンドレ・アユーの得点でガーナが追い付くと、その後はカウンターの応酬となる。この展開を味方につけたポルトガルが78分、80分と立て続けに得点。ガーナも終了間際に1点返したが、3-2でポルトガルが撃ち合いを制した。
グループHもう1試合ではウルグアイ代表と韓国代表が対戦し、0‐0の引き分けに終わった。
28日の第2節ではポルトガルとウルグアイ、ガーナと韓国が対戦する。
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