【サッカー】カタールW杯1日目:エクアドルが開催国カタールに白星…オフサイドVARによるゴール取り消しも

サッカー4年に一度の祭典・FIFAワールドカップ2022がカタールで開幕。開会式では米国俳優モーガン・フリーマン氏や韓国BTS・ジョングク氏が登場した。続く開幕戦では開催国カタールとエクアドルが対戦。エネル・バレンシアの2得点により、エクアドルが2-0で勝利を収めている。

1 執筆者 渡辺文重
Enner Valencia
(GettyImages)

FIFAワールドカップカタール2022が現地時間11月20日に開幕。カタール北部の都市アル=ホールにあるアル・バイト・スタジアムで開会式、続いて開幕戦が行われた。

■モーガン・フリーマン、BTSジョングクらが登場

開会式はアメリカ合衆国出身の俳優、モーガン・フリーマン氏によるナレーションで開始される。その後はラクダやカタールW杯公式マスコットのライーブおよび過去大会のマスコットたちが登場したほか、大韓民国出身の人気グループ・BTSのメンバー、ジョングク氏やカタールの人気歌手、ファハド・アル・クバイシ氏が歌唱などのパフォーマンスを披露。最後はカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー首長による開会宣言が行われた。

■エネル・バレンシアが幻のハットトリック

開会式の興奮冷めやらぬままキックオフを迎えた開幕戦では、開催国・カタール代表とエクアドル代表が対戦した。試合は3分、エネル・バレンシアのヘディングシュートがゴールネットを揺らす。しかし、このゴールは半自動オフサイド技術を使用したVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によりオフサイドが確認され、取り消される。

それでも試合は、エクアドルが優位に進める。16分、バレンシアが相手GKに倒されてPKを獲得する。これを自ら決め、正真正銘カタールW杯大会初得点者として名を刻む。バレンシアは30分にもヘディングシュート決め、2-0。エクアドルが2点リードで前半を終える。

後半もエクアドルの攻撃が続く。カタールのチャンスは86分、モハメド・ムンタリがロングフィードに抜け出してシュート。しかし枠を捉えきれず。試合は2-0でエクアドルが勝利を収めた。

カタール、エクアドルが所属するグループAのもう1試合、セネガル代表とオランダ代表の対戦は21日に行われる。グループEの日本は23日に初戦、ドイツ代表戦を迎える。

■カタールW杯開会式の放送予定

Qatar 2022 FIFA World Cup(FIFA)
FIFAワールドカップカタール2022(JFA)

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