FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップカタール2022は大会9日目となる11月28日、グループGとHの2試合ずつを実施。グループGでは、ブラジル代表が決勝トーナメント進出を確定させた。
■カメルーン 3-3 セルビア
初勝利が欲しいカメルーン代表とセルビア代表の一戦は、打ち合いの末に勝点1を分け合う結果となった。
先制点を奪ったのはカメルーン。セットプレーからジャンシャルル・カステレットがゴールを奪った。しかしセルビアは前半アディショナルタイム、立て続けに2点を奪い逆転に成功。1点リードで後半へ向かう。
後半も攻勢に出るセルビアは、53分にアレクサンダー・ミトロビッチが追加点を挙げた。それでも諦めないカメルーンはヴァンサン・アブバカルを投入し、2トップに布陣を変更。するとこの策が的中する。63分にアブバカル、66分にエリック・チュポモティングがゴール。2トップが揃って結果を出し、3分間で追い付いて見せた。その後スコアは動かず、試合は3‐3で終了している。
■ブラジル 1-0 スイス
ともに初戦白星のブラジル代表とスイス代表が対戦。試合は両チーム無理をせず、前半はスコアレスで終了した。後半も拮抗した展開となるが、均衡を破ったのはセレソンの個人の力だった。左サイドでヴィニシウスが持つとロドリゴへ渡す。これをダイレクトで落とすと、カゼミロが後方からのボールをボレーシュート。これがサイドネットに突き刺さった。これが決勝点となり、ブラジルが2連勝。グループステージ突破を決めた。
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20日 11月 - 18日 12月
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