FIS(国際スキー・スノーボード連盟)によるノルディックスキージャンプの大会「ロー・エアー」が現地時間3月10日から19日にかけ、ノルウェー各地で開催。17日からはビケルスンにて、ヒルサイズ(HS)185メートル以上で争われるスキーフライング種目が行われた。同大会のHSは240mとなっている。
大会公式サイト:Rawair.com
女子決勝は19日に行われ、1回目に226.0m、2回目に224.5mを飛翔し、合計414.7点を獲得したエマ・クリネツ(スロベニア)が優勝。シリエ・オプセト(ノルウェー)が2位となった。日本から唯一出場の伊藤有希(土屋ホームスキー部)は3位で表彰台に上った。
男子は18日にW杯第33戦、19日にW杯第34戦を兼ねて実施。第33戦はハルボル=エグネル・グラネル(ノルウェー)、第34戦はシュテファン・クラフト(オーストリア)が制した。日本勢は、第33戦で4位、第34戦で12位となった小林陵侑(土屋ホームスキー部)が最高となっている。