山本草太が優勝、2位に壷井達也|フィギュアスケート冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023

かつては「ユニバーシアード」と呼ばれていた大学生の国際大会、ワールドユニバーシティゲームズの冬季大会がアメリカ合衆国ニューヨーク州レークプラシッドで開催されている。現地時間1月15日にはフィギュアスケート男子シングル後半フリースケーティングが行われ、山本草太が優勝した。

1 執筆者 渡辺文重
YAMAMOTO Sota
(Getty Images)

FISU(国際大学スポーツ連盟)冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023が現地時間1月11日、アメリカ合衆国ニューヨーク州レークプラシッドで開幕。フィギュアスケートは13日から競技開始となり、競技最終日の15日は男女シングル後半フリースケーティング(FS)が行われた。

公式サイト:Lake Placid 2023 Results - Sport - Figure Skating
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■山本草太が優勝、2位に壷井達也

13日に行われた前半ショートプログラム(SP)では、山本草太(中京大学)が首位、壷井達也(シスメックス)が2位、佐藤駿(明治大学)が3位。順調な滑り出しとなった日本勢は、後半FSでも好調を維持。山本はFSでもトップとなる173.54点を記録して、総合274.86点で優勝。FSでも2位の演技を披露した壷井が総合2位となった。総合3位はミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)。佐藤のFSは5位の146.30点で、総合も5位だった。

■日程

※現地時間で紹介
※日本との時差は −14時間

1月13日

  • 13:00〜 アイスダンス・リズムダンス
  • 17:00〜 男子シングル・SP

1月14日

  • 13:00〜 女子シングル・SP
  • 20:00〜 アイスダンス・フリーダンス

1月15日

  • 13:00〜 男子シングル・FS
  • 19:00〜 女子シングル・FS

1月16日

  • 14:00〜 エキシビジョン・ガーラ

SP…ショートプログラム
FS…フリースケーティング

■放送予定

  • ネット:FISU.tv(ライブ配信)

※2023年1月3日時点の情報

■TEAM JAPAN フィギュアスケート代表選手

※2023年1月3日時点の情報

TEAM JAPANとして、日本からは男女シングルにそれぞれ3名、合計6名のフィギュアスケート代表選手が出場する。北京2022女子シングルで銅メダルを獲得した坂本花織をはじめ、グランプリファイナル2022で堂々の初優勝を飾った三原舞依や男子シングルで2位銀メダル獲得の山本草太と4位の佐藤駿にくわえ、成長著しい住吉りをんと壷井達也が日本より出場する予定だ。

2022年12月16日付の日本オリンピック委員会(JOC)の発表では、北京2022男子シングルで銀メダルに輝く鍵山優真が代表選手として認定されていたが、今シーズン序盤から抱えている左足首の怪我の回復状況が良くないことを理由に、12月28日付で日本スケート連盟より同大会の欠場を発表している。これにより、鍵山に代わって、山本が代表として選出され、JOCからの正式な認定を受ける予定だ。

なお、今大会ではアイスダンスも実施される予定だが、日本代表はこの種目にエントリーしていない。

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